70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

仏教と勝間さんの共通点 合理的であることそして学び続けること

この頃の動画

最近良く見ている動画は、お坊様の法話が多いです。

円覚寺の南嶺管長さん、須磨寺の小池陽人副住職を中心とした方々。

関連して空海とか高野山など密教関係。

それと毎日配信される勝間和代さんの動画。

私の学びの元です。

そして、

仏教と勝間さんとのあいだに共通するものを見つけました。

 

知恵とか知識を大切にすること

仏教では暗闇の無明を生きるために、智慧が必要だとします。

気づくこと→知識を得ること→智慧を得る

瞑想とかマインドフルネス:自分の心をみつめ気づくこと

お経を学び法話を聞くこと:知識を増やす

妄想を無くし心の平和を得る:智慧を得る

 

勝間さんも

不便を感じる→調べて試す→新しい知識とテクノロジーを獲得する

勝間さんはこの流れの中で、「心地よい生活」を目指しています。

様々な本や論文から得た合理的な方法を実践し、失敗と成功から学んだ勝間さんの知見を私たちに提供してくれるのです。

朝令暮改ともいえるほど、動きはめまぐるしいです。

「テクノロジーを駆使して自宅を仕事場として最適化しよう」

といった後から

「やっぱり私はカフェやファミレスで仕事するのが好き」

というお茶目さもあります。

 

主宰される勝間塾のポリシーは

「ドリームキラーのない世界」

そして

giveの5乗を提唱し「利他」の精神を説かれるのは、まるで法話です。

経済評論家ですが、お金儲けと成功の方法論を説いているわけではないです。

健康でステキな仲間に囲まれているほうが、

お金を貯めるより幸福感が高いと喝破しています。

仏教の教えと共通してますよね。

 

南嶺管長さんの改革

勝間さんの最近の著書では、

「パフォーマンスを上げるためには睡眠と食事が大切

と繰り返し書いてあります。

南嶺管長さんもコロナ禍での健康のため「睡眠」と「食事」に注目され、

改革を実行されていることがわかりました。

断食や発酵食など、良いと思ったことを取り入れ、

伝統の世界で型となっている「意味のない」様式を壊しているのです。

 

掻き込むように食べていたのを、「食べる瞑想」の講師をお呼びして、

心から食事に感謝して味わいながら食べるように改革。

無理のない断食をしたあと、体に優しい発酵食の回復食を取り入れる。

断食は若い修行僧に「座禅中に眠くならない」と好評だそうです。

 

座禅の座り方も、膝や腰を傷めないような形を追求します。

これはと思う若い僧侶を迎えて、管長も修行僧と一緒に学ぶ姿勢は清々しいです。

ご自分でも様々なあたらしい創意工夫を加えられ、

管長自らが動画出演で実演なさいました。

 

すべて宗門の方々の反対を押し切っての改革です。

毎朝の呼吸瞑想ではそのエッセンスを私たちに届けて下さいます。

禅宗の歴史的な改革者に、今まさにお目にかかっています。

 

自分に合った方法を自分で考える

勝間さんと南嶺管長さん、どちらも自分で気づき学び続けることを説きます。

因習や一般観念にとらわれず、合理的であることも共通していると思います。

 

「 随所に主となれ」です。

 

私も調理家電を取り入れ、発酵食も力を入れ始めました。

私の体に聞いた、腸に良い食事のためです 。

睡眠はスマートウォッチで毎日計り、カフェインも控えています。

勝間さんの知見を参考に、仏教的な道も少し歩んでいるみたい。

仏教と勝間さん、私の中では同じ方向なんです。

f:id:hoymin:20210506191022j:plain

畑の片隅