スロー生活
早川さんは高知の山で畑を作り、アジアの布で作品を作っています。
パートナーの哲平さんは陶芸家で薪窯での作陶です。
以前何かで二人の生活を読んだことがあります。
自然分娩、子連れでのアジアバックパック旅行、自然療法など
自分の原始性を大切にして、感覚に耳を傾けて生活しています。
二人とも個展をして芸術で生活の糧を得ています。
その芸術的な感覚の源は自然に寄り添う生活といえるかもしれないです。
山の中森の中で、祈りのある生活。
自然の恵み、厳しさを受け入れる生活からです。
感じるこころは、毎日水やりをしないと育たないし、ときどき、枯れてしまいます。
みずみずしい間隔は固くなり、いろいろな制約に縛られてしまいます。大人になるほどどんどんそういうのが強くなるのは、なぜなのでしょう。
私に足りないもの
お二人のような生活は私にはできないです。
畑仕事は好きでないし、種をまき果樹を植えることに喜びも感じない。
感じるこころ、が私に足りないものかもしれない!
頭でっかちで、情報を得ることに前のめりになる姿勢。
この本の中に私に足りないものをどうしたら獲得できるかのヒントがありそうです。
美しい布をチクチクと縫うこと。
本を読みながら、こころにとめておきたい言葉をすくうように、日々の暮らしのなかで、こころにとまったことをひろいあげるようにすると、楽しくてしあわせになることがあります。(中略)
こころにとまったことを拾いあげ、言葉で書きとめておく。
このブログはそれを書きとめておく場所にしておこうと思います。
音楽の世界には、ものつくりといっしょ、解放されて自由な感覚があります。現実から空想の世界へ解き放たれている感じがあるのです。そこにはわたしだけがゆける森があります。果実がなり、ミドリの青い香りがからだをつつみます。イメージをひろげるための森へと、どんどん奥へ歩いて行きます。
『羊と鋼の森』のテーマとも通じる芸術の世界、これも私が苦手というかわからない世界。
感じるこころを育て、自分の頭で考えるようになれるのが目標。