70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

林真理子さんのチャンネルで小説を読みたくなる 芸術は大切

本好きチャンネル

林真理子さんの公式チャンネルが、昨年の秋から始まっています。

www.youtube.com

林真理子さんがご自分の著書ともう1冊おすすめの本を紹介しています。

「本好きの人のために、一緒に作っていくチャンネル」だそうです。

林さんは各種文学賞の選考委員もしていて、

ご自身読書が大好きでたくさんの本を読み続けていることがわかります。

 

私は最近知ってみたのですが、その後Youtubeのおすすめで見始めたら、

紹介される本が全部魅力的に見えて、

連続視聴が止まりません。

作家さんの紹介やご自身が作家ならではの裏話なども興味深く、

もう読みたくなって早速図書館にリクエストをいれました。

新しい作家さん(凪良 ゆう)から三島由紀夫まで、魅力を語ってくれます。

林真理子さんの講演会に無料で参加できる、ライブ感覚です。

 

クラウドファンディング

林さんの著作『愉楽にて』では贅沢を取材するために『西郷どん」の印税をかなり使ったという話から、

若い作家を育てるために「本を買いましょう」ということに。

本を買ってその印税が入ることによって若い作家は次回作を書くことが出来るのです。

本を買うって事は次回作のためのクラウドファンディングって言うことです。

コロナの時代で、夢や想像力をかき立ててくれるものが必要です。

美しいもの、音楽や芸術や文学がこころを豊かにしてくれるのです。

芸術をみんなでもり立てていくためにも、クラウドファンディング

(林さんは前夜オペラ鑑賞ですって)

 

『愉楽にて』の中にはシンガポール・上海・京都での、

嘘みたいに贅沢な食事や遊びが書かれているそうです。

それは全部取材に基づいた事実です、というお話に早速読みたくなりました。

 

モデル

『アッコちゃんの時代』はバブル期のきれいなお姉さん。

『中島ハルコの恋愛相談』は自分本位のおばさん。

どちらもモデルがいて、その方とのエピソードも楽しい。

取材の綿密さ、人脈の広さにも目を見張ります。

 

小説のモデルに近づくためには、汚いこともするのが作家ですって。

太宰治も太田静子さんの日記が欲しいために、

ずいぶん汚く言葉巧みに静子さんに近づいたのだそうです。

娘の治子さんの本の紹介の回での真理子さんの作家の本音吐露です。

 

 

 

小説っておもしろい

AmazonPrimeのドラマばかりでなく、

上質なサスペンス小説、真理子さんお薦めの『レベッカ』なんて読んでみようかしら。

 

 

 私が今読んでいる本。うちこさんおすすめ

 

 林真理子さんの作品

アッコちゃんの時代 (新潮文庫)

アッコちゃんの時代 (新潮文庫)

 

 取材したアッコちゃんのその後や時代背景を語ってくれました

 

 モデルになった人が「もう嫌だ!」と言ったからシリーズはおわり!

 

 

愉楽にて (日本経済新聞出版)

愉楽にて (日本経済新聞出版)

 

 ふかひれスープは動物愛護の観点から高級レストランでは出さないとクレームですって

 

 そのほかおすすめ本

流浪の月

流浪の月

  • 作者:凪良 ゆう
  • 発売日: 2021/04/08
  • メディア: Audible版
 

  

わたしの美しい庭

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