70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

「カンタカ」のカレーで夏に勝つ! 禅関係の本も揃っている

カレーライス

今日はお腹の調子もいいので、カレーを食べに「図書喫茶カンタカ」に行きました。

2種盛りカレーとデカフェコーヒーで1650円。

カレーを頼むとドリンクは150円引きでした。

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エビとチキンを選びました

ひよこ豆のサラダに入っているのはクスクスかしら?

人参サラダはさっぱりした塩味、松の実じゃなくてヒマワリの種入り。

パクチーの香りにもだいぶ慣れてきて、

スパイスがゴロゴロしているのも美味しい。

暑いインドの食べ物だから、食べると夏に負けないような気がします。

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マグカップ1650円で販売 きび砂糖!

本棚

さっそく本棚から選んだ今日の本がこの2冊。

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どちらも新品のようにきれいです

『禅とジブリ』は以前にも読みましたが、もう一度ジブリゆかりのこの場所で読んでみたくなりました。

図書喫茶「カンタカ」の名前はジブリからなんです。

もののけ姫の男の子の名前「アシタカ」と他の作品の登場人物との合体。

どこかに書いてありました。

【追加】

店名の「カンタカ」は、映画「となりのトトロ」の登場人物である小学生のカンタと、「もののけ姫」の主人公であるアシタカを組み合わせた造語。武蔵野の雑木林や柳瀬川が近い自然あふれるエリアで、人間と自然がより良い関係を築き上げられるようにと願いを込めた。 (北多摩経済新聞より)

 

 

『仏教、本当の教え』植木雅俊 著

中国や日本の渡ってくる前の「釈迦の仏教」「原始仏教」について書いてあります。

 

 

男女平等で呪術やお葬式を否定した釈迦の仏教が、

どうして今のように変容したのか。

権力側の意図と庶民側の世俗的慣習との関わりがわかりやすく書かれています。

著者は東方学院で中村元先生の教えを受け、仏教を研究された方です。

釈迦の教えが変容していったことを、伝言ゲームと例えたのはおもしろいです。

サンスクリット語で書かれた経典を、漢訳したら捨ててしまった中国。

中国から来た漢籍の経典だけを頼りにし、個人でなく国家の安泰のために利用した日本。

もともとの教えからどんどん離れてしまったのです。

お釈迦様は個人の悟りへの道を導いた方なのに。

 

他にも

お店を出るとき本を返しながらその並びをみたら、

禅関係の本が並んでいました。

鈴木大拙アメリカの大学での講義録とかの難しそうな本も。

今日は冷房がきつくて長居できなかったのが残念。

次回は冷房対策をしてノートも持って来たいです。

 

こういう場所があること、本当に幸福なことです。

食事をしたり物品を購入したり、応援したくなりました。

デカフェコーヒーを赤ちゃんを産んだばかりの知人へのお土産に買いました。

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これは赤ちゃんに作ったカボチャパンツ