仏教の勉強
毎日の管長日記と呼吸法を見ています。
テキストがHPにありますので、
最初テキストを音読、次に南嶺管長さんのラジオを拝聴して漢字の読みを確認します。
読み方のわからない漢字が多いのです。
人の名前はともかく、仏語はふつうとちがう読みをしますので音で聞いてもわからず調べ直すことになります。
今日もふたつ新しい言葉を覚えました。
そこではじめて「無功用行」という見返りを求めない行為ができてきます。
それが、四弘誓願という誓いになって現れます。(管長日記より)
「無功用行」と言うことばですが、用は「ゆう」と読みます。
効用を求めない行為ということでしょうか。
調べました。
無功用(読み)むくゆう
〘名〙 仏語。身・口・意の動作に少しの作為もなく、全く自然のままであること。意志的な行為を超越して自然のままにまかせること。八地以上の菩薩の境界とされるが、また禅ではこれをもって禅者の行為のあるべきすがたとする。
し‐ぐぜいがん ‥グゼイグヮン【四弘誓願】
〘名〙 仏語。すべての仏や菩薩が共通して持っている四個の誓願。衆生無辺誓願度・煩悩無量誓願断・法門無尽誓願学(または知)・仏道無上誓願成の総称。総願。しぐうぜいがん。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版
弘を「グ」と読むなんて仏語ならではです。
四個の誓願についても以前勉強したのですが、頭に残っていません。
遅々たる歩み
この頃わかってきたことは
・原始仏教と日本の仏教では大きく変質している
・瞑想というのは共通している
・儀礼的なのは中国の影響
・難しすぎる経典より念仏を唱えるということで庶民に広がった
・仏教は日本では最初国を治めるために利用され、個人のためでなかった
・禅は中国で始まった
・禅も堕落したが中興の祖が幾人か出て盛り返した
本当に基本的な大枠が、やっとわかってきました。
そして今生きる人たちに仏教が役に立ちそうだって、
僧侶も寺が生き延びる方法を探さないと、
高齢化と家意識の衰退で本来の存在価値がなくなってしまう危機。
そんな中で私もこころの平安、不安にこころをかき乱されない方法として
仏教とか瞑想が力になりそうだと思っているのです。
ヨガ、断捨離、瞑想、仏教は心身の健康という軸でつながっています。