70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

コロナ感染下での音訳ボランティア事情

定例会

4か月ぶりに図書館での定例会がありました。

録音図書の進捗状況の確認や、新しい本の割り当てなどのため必要なのです。

これから感染が続いても、最小限必要な会議ということになります。

私は考えが甘く、いつものように滑舌練習や宿題の用意をしたのですが、全部省略でした。

無駄に発声はしないってことなんですね。

 

会議中もマスク着用。

「会議中もマスクしてるんですか?」って聞いたのは私だけでした。。

家にばかりいると危機感が薄れるようです。

 

テレビドラマの撮影もリハーサルはマスクとフェイスシールド着用だというから、これがwithコロナ常識なのです。

 

 

対面朗読は

密閉した防音室で利用者さんと向き合う対面朗読はまだ中止です。

どのようにするのか、ほかの自治体でも試行錯誤しているとの報告がありました。

ほかの場所を使うにはお金の問題もあります。

広い部屋はそれなりに金額も高くなります。

今は公共施設の運営は民間委託が多いので、公共の仕事でも無料にはなりません。

対面朗読という性質上、静かであることも必須です。

利用者さんが内容をご自分の機械で録音したいという希望もあったりします。

 

飛沫が飛ぶのが問題なので、フェイスシールドをつけて互いが向き合わないように位置取りをするんでしょう。

マスクをしていては、声がくぐもってしまいます。

目の不自由な方にどうやって寄り添うか、知恵を出し合って乗り越えたいです。

 

コロナで

音訳仲間の方でもフェイスシールドを装着している方がいました。

体調に不安があるのでマスクをすると息苦しくなるからです。

「マスクは暑い!」と文句を言っている私ですが、いろいろな事情がある方がいることに思い至りました。

私はなるべくエスカレーターの手すりを触らないように気を付けています。

でも、視覚障害の方は触って確かめる場面が多いのです。

点字表示はたくさんの方が触れます。

触らなくても音声で教えてくれて、音声で指示するような機能があったらいいです。

コロナ感染を機会に、障害がある方や体調に不安がある方、高齢者や乳幼児など体力がない方、いろいろな人にやさしい技術が開発普及していくといいです。

 

仕事でも生活でも、知恵を出し合い、力を出し合って生活することが求められている社会になりました。

 

 

f:id:hoymin:20200626155126j:plain

 先日友達と久しぶりにランチに。

イタリアンレストランのハーブ園でパチリ。

ラベンダーも花盛りでした。

f:id:hoymin:20200626155845j:plain