利用者さん
音訳の利用者さんの訃報をお聞きして、驚きました。
コロナ禍で対面のご利用ができないままに、半年以上たちます。
以前はお元気で優しくて、私たちにも気配りをして下さった方です。
音訳のボランティアを始めたからこそ、お目にかかることができた方です。
視覚障害がありながら、知識欲旺盛で他の方のお世話までひきうける人間の大きさもお持ちでした。
目が見えて自由に動き回れる私たちが、
難しいとか、できないって軽々しく言ってはいけないなって思います。
中途失明ということで、どんなにか失意だった事と思います。
そこからどのように気持ちを奮い立たせて生きてきたのかと、想像します。
もっともっと教えていただきたいことがありました。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
同窓生も
夫の幼友達の訃報も届きました。
中学卒業後、皆勤賞で参加している同窓会の仲間です。
自分の一番いいところを知っている友達だそうです。
人生の中で、輝いていた頃に笑い合った友達。
悩んでいたときの泣き顔を知っている友達。
会えばすぐその頃の気持ちを思い出すことができます。
そういう機会があったなら、参加したいです。
私の学年もお世話下さる方がいて、毎年の定例会があります。
今年会っておかないと、って話題が出るようになりました。
今できることに感謝して、ひとつひとつ心を込めて行動したいです。
だれがいつ死んでもおかしくないのですから。
伊藤精美氏は高校の先輩です。