待ち時間に
電子本のアプリKindleはスマホにも入れてあって、本を読むことができます。
2時間ほどの待ち時間があったので,勝間和代さんの『超ロジカル家事』を読み直してみました。
初めて読んだ時の感動がよみがえってきました。
ただ楽をするためのハウツー本ではありません。
幸せな人生のための、考え方の本です。
楽をして作った時間を
家事をしなければ、心身の健康にダメージを与えてしまいます。
まずは、そこが原点。
汚部屋から脱出した勝間さんは、
「目に見える乱雑さが、自己肯定感を損ないストレスを与えている」
ことに気が付きます。
ジャンクフードも、それを食べている自分を心の中で後ろめたく思っていたりします。
そういう「負」の気持ちをなくすために、合理的に家事をすることが必要なのです。
時間と手間をなるべくはぶくのは、楽をして遊ぶためではなく、よい人生を送るためです。
ロジカル家事は
家事と育児と仕事をワンオペでしているワーキングママの強い味方です。
子どもと寄り添い、本を読み、ひとりでコーヒーを飲む時間をくれます。
シニアでも、映画や展覧会に気軽にでかけたり、ボランティアに時間を割くこともできます。
わたしなら、部屋でヨガや瞑想の時間を確保したいです。
老いたり病気で体力気力がなくなったとき、伴侶との別れがあった時でも、家事が負担にならないことはうれしいです。
家事が負担にならないと、他人にもやさしくなれます。
男女世代を問わず身に着けたいスキルと道具たちです。
ストレスもなくなって
家に物が少ないと、掃除は本当に楽です。
家族と暮らしていると、思うようにならないことはたくさんです。
でも、自分の着る洋服だけはだれにも文句を言われません。
まずは、洋服を少なくすると、出かけるときの洋服選びのストレスがなくなります。
洋服を整理したら、ハンガーラックが一ついらなくなりました。
部屋も出しているものが少なければ、掃除は簡単。
目にもストレスがなくなります。
幸せは自分で見つける
しなければならない家事に、気持ちが落ち込まないよう、そのためのロジカル家事です。
今日の夕食の用意はホットクックで予約しました。
部屋は何もない状態だから、さっとほうきで掃除しました。
ヨガマットをひろげれば、そこがあなたの宮殿ですという言葉がありました。
ここでヨガマットをひろげれば、私の宮殿が出来上がります。
スプタ・バッダ・コーナアサナをしたら、そのまま眠ってしまいそうです。
なんて幸せなんでしょう。
出かけなくても、幸せは見つかります。