知性の目
身体を意識するとは、知性の目でもって見ていくことだというお話の続きです。
スタンディングでかかと・ふくらはぎ・ひざ・ふともも・足の付け根のすべてに意識をする(=目を感じて)ポーズをするようにします。
「私の目はちゃんとあるかしら」と探っていくうちに、身体のたくさんの部分が見えてくる(=意識できてくる)はずです。
ネックレス
スタンディングのポーズをとるとき、その目がネックレスのようにつながっていくイメージです。
どこか玉が抜けていたり鎖が切れたいたりしないで、きれいにつながったネックレス状態で力強く立ちます。
後ろ側
後ろ足のネックレスは、腰・体側・二の腕を通り指先の爪の先までつながっています。
理性という目を開いて、意識を届かせます。
そうした強い後ろ側の力で無理なく前方の曲げたり伸ばす力を支えるのです。
内側の世界
ヨガセンターでは外や前に向かっていく気持ちに身を任せないで、支える後ろ側を強く意識することの大切さをいつも練習しています。
それは、内側の世界を鍛えることなのです。
体を鍛えているようで、実は精神を鍛えている、ヨガの醍醐味です。