70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

夢が叶う、憧れていた職業にも近づけるとも言える

基礎講習会

音訳者養成の講座で一日だけ講師をしました。

1ヶ月くらいこれが頭の中を占めていて、

でも実際の行動は切羽詰まらないと起こさない自分にあきれます。

 

実際に講義資料を作りだすと、

見直すたびに変更ばかりです。

変更するたびに良くなっていくのですから、

もっと早くから準備をすれば良かったと反省です。

 

楽しさ

担当したのは

デイジー録音図書のデジタル処理の国際標準基準

についての説明と実際のパソコン操作の実演など。

受講者はこれまで数回の講義を通じて、

音訳は予想より難しいと感じていると思います。

だから私は、

「音訳は楽しい、こんないいことがある」

を伝えたいと思いました。

新しい出会いや社会とのつながりなどもお話しして、

最後に

「テレビの”科捜研の女”や米国の”CSIシリーズ”が大好きなんです。

パソコンに向かって音の波形を切ったり貼ったりしていると、

登場人物になったみたいで楽しい」

という話で終わらせました。

 

それ以外の職業

科学捜査官以外にもほかの職業の疑似体験ができることに気が付きました。

録音ブースでマイクに向かうからアナウンサー。

利用者さんの役に立つ記事を集めるから新聞記者。

録音の誤字や意味が取り違えられるのを見つける校正・校訂者。

録音図書の編集では編集者でもありエンジニアでもあります。

そんな小さな頃に誰もが憧れて、

実際にはなれなかった仕事をしているのです。

 

次回講師になったときにはそんなお話をしたらどうかしら。

 

あれ、私って講師を体験できました!

 

散歩道にあるトンネル