70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

挑戦する縫製職人たちのストーリー いい環境に身を置くこと

wafu.社長の意気込み

wafu.のHP内に「よみもの」というコーナーがあり、

社長の綿貫さんの文章を読むことができます。

洋服のコーディネートなどの写真もおもしろいのですが、

私は文章を読むのが大好きです。

1月1日には力のこもった言葉があります。

えー、本年もどうぞ。ということで

 

24歳で縫製工場の家業を継いだとき、

同業者の集まりに行ってがっかりします。

 

愚痴やねたみ、嫉妬です

ちょっとでも誰かの商売が上向いていると

もう、陰口のオンパレード

 

こんな所にいて染まってはいけないと、

以後はそういう会合には行かず自分の道を歩きます。

自分のやるべきことに集中した結果、

まわりにそういう人が集まってきてとてもいい環境になりました。

 

だからぼくのまわりには

熱量が高く

人間が温かく

笑顔がたくさんで

幸せそうな人でガッチリホールドしています

そのため愚痴人、揚げ足取り人と判明した時点で

一切付き合わないです

このくらい線引きしないと尊い時間をヤバいくらい無駄にします

 

お正月からいい文章に出会いました。

 

もっと遡って読んでみました。

 

出会って一緒に働いた人が別の可能性を求めて旅立つとき、

喜んで新しい世界に押し出してあげる広い心もあります。

 

わたぬきがいつも言うの

ワクワクすることをしろ

たぎることにすべての情熱を注げ

失敗しろ そこから学べ

後悔しない生き方をえらべ

人生は思いのほか短い

 

「よみもの」を読んでいると、

扱っている製品に物語(ストーリー)が見えてきます。

ストーリーに消費者はお金を払うのだと思います。

それがブランディングなんでしょう。

 

熱い人

熱情をもっている社長さんです。

未来につなげることを真剣に考えているから、

自分でパタンナーの学校まで作ってしまいます。

失敗もたくさんしたけど、

とにかく高みを目指して考えることをどんどん実行。

 

Youtubeはそんなに前からやっているのではなく、

始める前には笑顔の練習から始めたとか書いてありました。

SNSを利用してオンライン販売で業績を伸ばしています。

お話を聞いていると納得できるのです。

山梨の地元に直営店(工場と直結)を置き、

紹介写真のモデルさんもお店の方。

男性用は社長がモデルです。

無駄にお金をつかわないです。

都会の路面店を置くと莫大な費用がかかります。

有名ブランドは外国人の高級モデルさんで夢を見させます。

 

縫製職人さんがまっとうに報酬を得るため、

縫製に夢を持つ人が増えるようになるために、

支払うと思うと着ていてもうれしくなります。

 

そういう志を持っている人たちのことを知っている、

応援したいなって思うだけでもいいのだと思います。

 

 

私は自分の洋服は自分で作りたいと思っています。

素人なんだし自分のものだからと甘えず、

もっと高い技術を目指そう。

自分で作るからこそプロの職人さんの素晴らしさも

よ~くわかるのです。

お手本に一つほしいと思って初売りをポチしました。

届くのが待ち遠しいです。

 

配送は7日以降。

社員さん職人さん、ゆっくり休んで下さい。

 

あまり布の有効活用 布バスケット