70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

iPhone率0%のグループでLINEの設定をしました デジタルデバイド解消

平均年齢80歳

地元の囲碁愛好会でグループLINEを作ることになりました。

作れば便利だということはわかるのですが、

詳しい人がいません。

平均年齢80歳ですので、スマホを持っていても使いこなすまではいかないようです。

グループLINEを作って何人かは参加できたのですが、

新しい人を招待することができないのです。

そこで私が呼ばれて設定をすることに。

夫が囲碁愛好会でグループお世話になっているから、

皆さんが集まっての年に一度の総会兼忘年会に出張してきました。

 

Androidばかり

驚いたのはAndroidスマホが多かったのです。

視覚障がいの方はVoiceOverで読み上げてもらうから

iPhone利用者ばかりです。

ITサロンでもLINE設定のお手伝いをしましたが、

私と同じiPhoneだから簡単でした。

囲碁愛好会の方で私がお手伝いしたのは4人でしたが、

全員Androidでした。

iPhoneは高いですから無理ないですね。

大体ご家族が購入のお世話をしたり設定もしています。

お一人はdocomoラクラクフォンで、

それもかなり古い機種なのでLINEのアプリがはいらないようです。

その他にLINEのアカウントを作って差し上げたり、

アプリのアップデートが必要だったり、

一人一人条件が違うスマホで設定する必要がありました。

 

有料サービスもあるらしいのですが、

なんとか私の知識で間に合って良かったです。

中には90歳過ぎの方から

「先生、新しい機種に変えた方が良いでしょうか」

なんて言われて恐縮です。

携帯電話の業者から勧められるようですが、

今困っていなかったら無理に新しくする必要はないのでは、

とお答えしました。

これからもこのグループのお世話はしていきたいと思っています。

 

デジタルデバイド

スマホなど情報機器を使える人と使える人との格差を

デジタルデバイドといいます。

デジタルデバイド解消のために国や地方自治体が動いています。

その一環として視覚障がいの方のための講習会があるのですが、

そのコンセプトが実情とあっていません。

今月その「視覚障がいの方へ教える人のための講習会」

というのに参加しますが、

1回講習を受けただけでどれだけのことができるか疑問です。

それも最初は学生ボランティアを対象にしていました。

当地に福祉系の大学があるからですが、

学生さんは実習などでも忙しくすぐ入れ替わります。

地元の視覚障がいの方と長くお付き合いできるわけもなく、

いまボランティアでかかわっている人への講習の方こそ必要です。

当事者の方がたくさん意見を出して変えてもらいましたが、

先々の運用がまるで考えられないようです。

ついた予算だから消化しなくちゃ、って感じに思います。

それにしても

デジタルデバイド解消、大きな問題です。

いつまでもサポートができるように、

勉強を続けなくてはなりません。

ハーブティーとにんじんケーキ