身辺整理
義兄の葬儀から帰宅してから、片付けを進めています。
自分が死んだ後、残された人が困らないよう。
そしてこれからどんな生活をするかを見据えて、
必要なものだけで暮らすことを真剣に考えました。
まだ残っている布地を和箪笥に入れるため引き出しの整理もしました。
和箪笥
着物が入っていた和箪笥は、中身をどんどん減らしていきました。
和箪笥自体も処分したいと思っていたのですが、
家族に反対され物入れとして使っています。
引き出しの一段には書道道具を入れていました。
写経をしようと父の形見の書道の道具を実家から持って来たり、
写経教室に通ったのでお手本や練習用の紙などが入っていました。
でも、筆を洗うと洗面所が汚れるのが嫌で家で練習することもなくなりました。
筆も全部捨てたのに、練習用のお手本や反古紙、練習用紙がたくさん残っていました。
硯だけは重いので洋裁で裁断するときの文鎮代わりに使っています。
でも、この際書道道具は捨てます。
空いた引き出しに洋裁の生地を入れることにします。
執着だった
般若心経を書きたくなったら筆ペンでもいいと思います。
お写経をしたい、字が上手になりたいという気持ちはありますが、
私の生活には書道は組み込むことができないのです。
何年かかかって、やっと思い切ることができました。
又ひとつ、迷いというか執着がなくなりました。