葬儀の後は忙しい
義兄が亡くなった後の姉は諸手続に追われています。
病院の精算、保険関係の名義変更、以前勤めていた会社への連絡など。
姉の息子は損保の代理店勤務です。
保険関係はお手の物でどんどん進めてくれたので、大助かりだったそうです。
高齢者が一人では手に負えないのでは?
姉の住んでいる市では、死後の市役所関係の手続きはワンストップでできるそうです。
葬儀社の方に教えられ予約まで取ってくれたそうです。
葬儀社にとっても案内が簡単でいいですよね。
公的な手続きはその市役所の他は年金事務所に行くだけです。
ワンストップサービス
市役所では予約の時間に行くと奥まった個室に通され、
担当の人の案内でどんどん書類を作っていきます。
障がい者手帳のこと、保険のこと、それぞれ担当窓口の方がその部屋まで出向いてくれて手続きが進められます。
私の住んでいる市でどうなっているか調べてみました。
ワンストップサービスはなく、HPでは各窓口の紹介があるだけです。
「おくやみガイドブック」がありますが、
基本自分で窓口を回らなくてはならないようです。
早くこのサービスがどこでも導入して欲しいです。
マイナンバーカードが普及したら便利になるのかしら?
強力に進めているマイナンバーカード、
具体的にどんな利便性があるのか教えて欲しいです。
見えない契約
それでも各種手続きの量が変わるわけではないです。
世帯主だから税金や銀行の名義だけでなく、
公共料金、自動車、賃貸契約すべての名義変更が必要です。
義兄は脳梗塞の後遺症があり、姉が契約関係の実務のすべてをしていました。
知らない契約などはまずないと思います。
でも、普通は夫婦それぞれ別人格で生活していると知らないこともあるでしょう。
一人暮らしの人も多いです。
突然の死で見えない契約が問題になるな、と思います。
例えば趣味の集まりで何かの会に参加しているかも。
誰かのファンクラブ、エステやスポーツジムの会員。
今ならオンラインサロン、自己啓発系ビジネススクールもあるかも。
ブログ、Facebook、Twitterサブスクリプションサブスクリプション。
そうそう、サイトを持っていたらその契約やら料金の自動引き落としも要注意。
こういう私的な契約状況を何かにまとめておく必要があります。
コロナにかかったら体調は急激に悪化し、死に至ることもあります。
どんな人でも必要なことだと思います。
姉はこんな本を購入して準備していました。
今度帰省したら私も読ませてもらいたい。