懲りずに情報集め
とても寒かったので図書館に行きました。
いつもと違う図書館に行くと、違う本や雑誌を読むことができて楽しいです。
そこの本棚で見つけたのが
『スーパー主婦の 直伝 スゴ技』伊豫部紀子 著
伊豫部さんはNHKのディレクターで人気番組「あさイチ」の担当。
その番組中でも人気コーナー 「スーパー主婦のスゴ技」を彼女自身がどんなふうに取り入れていったかを書いてあります。
スーパー主婦とは
羽仁もと子さんが創刊した『婦人の友』の読者で構成している「友の会」という主婦の会があります。
全国友の会のHPです。
そこでは衣食住教育という家事全般を生活の場で研究しています。
友の会のこともスーパー主婦のこともオズさんのブログによく登場します。
そこで積み上げられた合理的な家事の方法を会得して、他の方にも講習会形式で広めている方たちを、著者がスーパー主婦と名付けたそうです。
実は
私も元会員です。
結婚したばかりで家事ができなかったころ参加して、一から教えていただきました。
今も生活の基本的な考え方は、そのころの教えが役に立っています。
仕事を始めたりして、ついていけなかった落ちこぼれですけどね。
またまた同じに驚きます
本を読んでいると断捨離とかヨガと共通する心の持ち方に出会って驚いてしまいました。
例えば
どんなに忙しくても、今に集中していれば忙しくない。だって、身体は一つ。今できることも一つ。それに集中できずに未来のことを不安に思ったり、過去のことで後悔しているから頭の中が忙しいだけ。本当に忙しいんじゃなくて、意識が忙しいのです。(P 91)
ヨガの哲学でわかりにくい「今に生きる」が、これなら日常に落とし込んで理解できます。
それからもうひとつ
スーパー主婦たちは・・・・ともかく何でも文字や数字にして、それを客観的に俯瞰した目で見ることで、現状を把握するクセがついているんです。だから、自分の気持ちについても、客観的に見ることができ、それに取り込まれないですんでいるのです。
これは、ヨガでは「傍観者の立場」と言われますし、断捨離でも繰り返し出てくる「俯瞰力」です。
ヨガでは意識を自分の体から離して、あたかも他人のように観察してみたりします。
断捨離では物を自分の感情から離して、量として利用価値として客観視します。
感情を客観的に観察すると、感情そのものに飲み込まれないでイライラする時間がかなり減るそうです。
イライラがなくなると幸せです。
基本はシンプルなのね
若いころ私が学んだ「全国友の会」の精神が、ヨガや断捨離とも同じところがたくさん見つかりました。
人間が幸せに生きることの基本はシンプルなのですね。
自分が一本の線を歩んでいるような気持になりました。
学びは続きます。