70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

おおきな執着 食べることのコントロール

食べなくてもよかった

ヨガ道場で先生から、「皆さん朝の食事はどうしていますか?ヨガの練習の前、今日は朝ご飯食べてきましたか?」と聞かれました。

 

ヨガをするときは、胃が空になっていたほうが気持ち悪くならなくていいのだそうです。

でも、私はいつもかなりしっかり食べます。

8時半とか9時からのクラスに参加する時も、2時間前までならいいだろうと6時くらいに朝食をとります。

 

11時45分からのクラスの時には、おなかが空きすぎると気持ち悪くなるといけないからと、10時くらいに何か軽くつまんだりします。

 

食べなくてもいいんですよね。

不安の先取り

どうして食べてしまうかを考えてみました。お腹が空きすぎて気持ち悪くなったことがあったので、空腹になるのが不安なのです。

 

それと、この頃の良くない傾向なのですが、ヨガの後強烈な食欲に負けて、大量に食べてしまいます。

お腹が空きすぎたらよくないと思って、事前に食べていてもそうなります。

事前に食べても、食べなくても食べてしまうのなら、事前には食べないという選択もあります。

 

食欲がコントロールできないというのわたしの弱点です。

大きな執着です。

 

あと思うのは、漠然とした不安を食べて(事前に準備することことで)打ち消そうとしているのではないでしょうか?

 

ヨガの後でどうなるかを考えず、動きやすいようにお腹を空にしましょうとシンプルに考え、稽古の後は一度に食べすぎないように、そしてせっかくヨガをして身体を整えたのだから体にいい食べ物を適度に食べよう、と意志の力を働かせたいものです。

 

先のことばかり心配して、余分なものをため込むことをやめようというのは、生き方の問題でもあると思います。

 

お金の使い方、時間の使い方、命の使い方、同じように考えることができます。

 

先の不安に心を煩わせず、もう取り返しのつかない過去に思いを引きずられることなく、今に生きることがヨガの教えです。

 

それにしても、食べることへの執着は今の一番の課題です。

この執着を自分で認識し意識して克服していく道は、他の物欲への執着もなくしていく道のりへとも通じていそうです。

 

ギーターに書いてありましたが、執着がなければ心は平安になるのです。

 

飢餓への不安は、人類の遺伝子に組み込まれているくらいに克服しにくいものだから、無理せず穏やかに進めましょう。

 

リバウンドしないために。