身辺の忙しさ
日常的に忙しいというか、何かに追われている気持ちはありました。
とにかく、私が倒れてはいけないという気持ちがいつもありました。
簡単な例を挙げると、シャバアサナをしていても、食事のメニューを考えてしまうのです。
就寝前も、家族のお弁当やら朝食の材料がちゃんとあるか、確認を何度もするような具合です。
それに加えて、ここ1ヶ月は今までにない業種の方と関わることになり、そのリサーチやら根回し、手続き書類の作成などを一手に引き受けていました。
都心に出かけて、初対面の人と折衝するようなことも何度かありました。
木金曜日
水曜日の夕方、とても疲れていたのですが夕食の用意をしないわけにはいきません。
明日から、家族が一人増えることにもなっています。
木曜日の朝にはのどが痛くて風邪ひきが確定です。何とか持ちこたえるかと思ったのですが、朝仕事をこなした後寝込みました。
午後からの予定は詩吟のお稽古でした。私が会場の書類を持っているし、各種の事務手続きもあるので何とか参加しようと思いましたが、無理でした。家人に代わりに届けてもらい、その帰りに総合漢方薬と栄養ドリンクを買ってきてもらいました。
生姜湯だけでは治らないみたい・・・
金曜日は友達との観劇予定で、もうチケットを購入してあるのですが、これもキャンセルです。
何か月かぶりに友人たちとのお楽しみだったのに。
月曜日には依頼されている用事があるので、そのためにも風邪をこじらせるわけにはいきません。
土曜日
今回は割と早く回復して、土曜日には昼間起きていることができました。
食事材料の買い物を車で送ってもらい出かけることもできました。
食事用意だけは、手を抜くわけにはいきません。
そのほかは、ヨガ道場もキャンセルして帰宅でのんびり。
夜になって、シッティングのポーズを自主練習してみました。
部屋を暖かくして、本(完全マニュアル)を参考にストップウォッチで時間を測りながら、アサナをいくつか。
病気の時にもヨガをするほうが早く治るという実験をしてみたかったのです。
日曜日
かなり気分が良くなったので、ヨガ道場に行きました。
風邪の治りかけを申告しましたが、立ポーズまでは一緒に参加することができました。
ふらふらすることもなく、プラサーリタ・パードッターナアサナでは、鼻の通りがよくなり、スプタ・バッダ・コーナアサナでは充分時間を取り寒くないようにして胸を広げました。
気持ちよくヨガを終え、疲労感もなかったので安心しました。
気持ちいい疲労感で、風邪がぶり返すこともなく、ホッとしました。
病気の時のヨガとの付き合い方を考えた今回の風邪です。
どうしてこんなに風邪をひきやすく、虚弱なんだろうと思うこともあります。
でも、今回はもっと身体を休ませなさい、大事なことは何かを考えて、エネルギーの使い方を考えなさいというきっかけだったとも思えます。
たくさんのことに、心と身体のエネルギーを使いすぎているのかも知れません。
足元を固めて・・・
ヨガ道場でいつも繰り返し言われています。
足の三点に重心を平等に乗せ、ひざを引き上げ、腿の筋肉を骨に押し付け、尾てい骨を下げ、足を強くする。
上半身は力を抜き、眼も口の中もやわらかく力を抜いて・・・
実生活でも、力強い下半身でたおやかに大事なことを見極めながら道を進んでいきたい。
そんなことを考えた今回の風邪引きです。