骨も命令を出しています
大好きな番組NHKスペシャル「人体」第3集を楽しみに見ました。
体のいろいろな臓器が命令を出している、体全体がネットワークで働いているというシリーズで、骨もその一端を担っているのです。
第3集のテーマは“骨”だ。単なる固いカルシウムのかたまりだと思ったら大間違い。私たちの全身の「若さ」を司っているのは、実は骨だということが、最新の科学から明らかになってきている。骨が操っているのは、「記憶力」「筋力」「免疫力」、そして「精力」までも・・・。逆に言えば、骨が「老化」のスイッチを押してしまうこともあるというのだ。その危険性は、高齢者だけではなく、若い世代にも潜んでいるという調査結果もある。では、どうすれば骨を強くし、「若さ」を保ち続けることができるのか。骨が持つ知られざるパワーを呼び覚ます方法も、詳しくお伝えする。
骨も破壊と再生を繰り返しているとは、知識では知っていましたが映像で見ると迫力があります。
骨もダイナミックに活躍していて、若返り物質もビョンビョン出しているのです。
骨を刺激すること
骨のパワーを呼び覚ます方法もいくつか紹介されています。
その中で私が注目したのは「ジャンプ」です。
ジャンプすることで、骨が刺激されて若返り物質がたくさん出ます。
こんなの見たらジャンプしたくなります。
アイアンガーヨガでは
ヨガセンターでは「骨を探し」「骨を押し」てアサナをします。
座るときにはいつでも坐骨を探します。坐骨周りの肉も皮膚もよけるようにして坐骨にだけ座ります。
足裏も、3点の骨を探して、骨を垂直に押しましょうと繰り返し指導されます。
解剖学的に合理的なアライメントを追及している、つまり骨格だけ(筋肉や靭帯に無理強いせずに)で立っていられるバランスを探します。
骨を押すことで、しっかり骨に刺激を与えることができます。
そしてジャンプにつながります。
ジャンプしてみました
アイアンガーヨガでは、ターダアサナから足を広げるときジャンプします。
アサナが終わって、ターダアサナに戻るときもジャンプです。
このジャンプで何度もダメ出しが出るときがあります。
思い切り飛んでいない時です。
ひざの故障で、いままで私はジャンプは控えてきました。
でも、見ていると腕も足も空中で精いっぱい伸ばして、体が広がりエネルギーも湧くようです。
この番組を見てから、わたしも少しジャンプしてみました。
ターダアサナから、おそるおそる飛び上がります。
少しずつ骨への刺激を与えていきます。
自分の体の感覚に注意を向けながら慎重に。
骨も育てる一年にします。
若返るかしら?