70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

九州旅行湯布院から福岡空港へ ジェットスターありがとう!!

高速道路で

宿の方にお聞きしたら、湯布院から福岡方面への道はまだ復旧されていなところがところどころあるそう。

そこで高速道路で福岡空港まで向かうことにしました。

 

博多で人に会うことも考えたのですが、予定が合わずとりあえず空港に向かって航空券を購入することに。

 

この九州旅行は、出発の予定だけを決めて帰りは飛行機を予約していませんでした。

福岡は飛行機がたくさん出ているから当日でもキャンセル待ちで簡単に乗れるといわれたからです。

 

台風が近づいていたので、もし天候が悪かったら早めの新幹線で東京に帰ることも考えに入れていたのです。 

 

山肌には傷跡がまだ

高速道路では、日田市と朝倉市も通ります。

今回の豪雨で被害の多かったところです。

途中の山肌には、土砂崩れの後のような地面が出ているところが見受けられます。

 

下の方を見たら、傾いた家とかクレーン車も目に入りました。

 

でも大部分の景色は、植林されたと思われる整然とした杉の木と、青々とした田園が広がっています。

 

被害は大きかったと思いますが、自然はそれを包み込んで更に大きいのだなぁと感じました。

 

 

ジェットスター航空券購入  

福岡空港について航空券購入です。

 

「当日のキャンセルを待つと安く乗れる」という情報でしたが、どうしたらそれが可能かがわかりません。

空港内のどこに行けばそれを申し込めるのでしょう。

 

各空港会社の搭乗手続きのカウンターしか見つかりません。

 

もうこうなったら、行きにお世話になったジェットスターに決めてしまうことにしました。

 

でも、搭乗券の購入の仕方がわかりません。

 

総合案内が見つからず、手じかにいる人と思い日航の人に

「今日の搭乗券を買いたいのですがどうしたらいいですか」

と聞きました。安いキャンセルはどうやったら買えますかとは聞けなかったので・・・・

どこの会社かと聞かれたので、ジェットスターと答え、当然のごとくジェットスターでお聞き下さいと言われてしまいました。

 

ジェットスターのカウンターには搭乗手続きの端っこにサービスという案内が1つありました。

 

そこで搭乗券を買いたい旨を言うと、

 「ここで購入できます」

と言われて一安心。

 

ここでの購入はネットより3000円高くなります。ネットでの購入をお勧めしますということで、スマホで購入することになりました。

 

そこで、大混乱のパニックです。

 

詳細は書けないほどあたふたしたのですが、最後はカウンターの親切な女性が全部私のスマホを使って手続してくださいました。

わたしのおぼつかなさに、これでは希望の便に間に合わないと手伝ってくれたのです。

もう私はお任せで、全部入力してもらいました。

 

九州の人親切です。

ジェットスターの人ありがとうです。

 

 


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格安航空会社と侮ることなかれです。

 

本当に本当にお世話になりました。

 

福岡空港が混んでいて飛行機は出発待ちになりましたが、パイロットの方の説明も穏やかで温かい口調でした。

 

ブランケットも映画や音楽もなかったけど、次回もお安いジェットスターを使いたいです。

 

 

ジェットスターの人だけでなく、九州の方たち皆さん親切でした。

気持ちの良い旅行ができました。

九州旅行湯布院で2連泊



高千穂峡から阿蘇を通って湯布院へ

高千穂峡から湯布院に向かうことにしました。

コースはいくつかあるのですが、途中阿蘇の外輪山を通ることにしました。

カルデラへは東側からはいりました。

 

途中に景色のいいところがあるというので、暑いから外に出るのは嫌だなあと思いながら大観峰というところにつきました。

大観峰 - Wikipedia

 

 

駐車場から小高いところに向かって人が歩いていきます。

 

ついて歩いていったら、そこでは絶景が広がっていました。

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標高も外輪山だからそこそこあるらしく、吹いている風もさわやかで気持ちがいいのです。

 

日差しは強かったのですが、帽子が飛ばされそうなほど風が吹いていて、眼下を見下ろせるようにおかれたベンチでのんびり休憩しました。

 

東京にはない、大自然です。

 

道中の道も、まっすぐで信号がほとんどなく行きかう車も少なかったので、以前行った北海道の中標津を思い出しました。

 

大自然を満喫できます。

飛行機に乗って九州まで来たかいがありました。

 

 
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 日差しさえ強くなかったら、もっと長くいたかったです。

行楽シーズンは人がいっぱいでしょうね。暑くてものんびりできたからよかったです。

ゆふいん亭

宿は「ゆふいん亭」

【公式】御宿ゆふいん亭 スマートフォンサイト

事前に宿をいろいろ調べたのですが、ちょうど楽天のセールで割引があったのでこちらにしました。

 

宿を決めるのは難しいですね。

湯布院は高級な温泉街のイメージがあります。

だから、安い旅館を選ぶと残念な結果になりそうですし、あまり高いのも手が出ません。

そこそこのお値段で、口コミ記事で推薦されていたのを信用してみました。

 

離れ形式で内風呂があるのが気に入りました。

街中を散策するのにもロケーションがよさそうです。

お風呂を出た後、ゆで卵とビールがサービスされるのもおもてなしの水準が高いと思われます。

(私たちはビールは飲めないし、実際はおなかいっぱいでゆで卵食べなかったけど事前には好印象でした)

 

実際に行ってみて

良かったですよ!!

 

食事

夕食

メインのステーキ以外にもたくさんの料理が並び、アユの塩焼きまで出てきました。

 
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連泊なので、次の日の夕食は4種類の鍋から選ぶことができ、地鶏鍋をお願いしました。

 

写真は撮り忘れましたが、豪華でおいしかったです。

写真と言えば、初日の夕食時に食事風景の写真を係りの人が撮ってくれました。

帰るときそれがカレンダーになってお土産としてくれたのです。

 

宿の作務衣姿の珍しい思い出になりました。

自分ではぜったいとることのない絵姿です。

 

 朝食

目の前でキスの一夜干しや、つややかな海苔をあぶって食べることができます。久しぶりに海苔を焼いて香りを楽しみました。

 

子どものころは、海苔はそのつど焼いて食べる物でした。

 

他に、バイキングでヨーグルトやサラダがありましたが、わたしにとっておかゆがあったのがありがたかったです。

だいぶおなかの調子が戻っていましたが、大事を取っておかずは半分くらい残しました。これは、自宅に帰るまで続きます。


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 二日目はアジの干物になっていました。


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個室になっている食事処の窓からも、中庭の自然が見えて感じよかったです。


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お風呂

大きな浴場が好きだという相方が、今回は内風呂にしか入りませんでした。

それは、お風呂でテレビを見ることができたからです。

 

共同の露天風呂も、部屋を出て徒歩1分ですぐはいれます。

それでも、内風呂は魅力的でした。

 

ヒノキの香りがとてもよく、一人なら十分な広さもあります。

温泉の湯と水の水量が多くて、すぐに湯船を満たすことができます。

 

相方が長湯のため、わたしは露天風呂も使いました。

ほとんど一人だったので、浴槽で手足をノビノビさせました。

 

ゴームカアサナの手だけをしたり、足のマッサージをしたり、静かでリラックスできました。

  

街並みとゆふいん駅

お風呂に入ってゆっくりしていてもよかったのですが、街に出て金鱗湖まで歩き、そのあとゆふいん駅まで足を伸ばしました。

 

観光客が多くて、ソフトクリームとチーズケーキ・ロールケーキなどのお店が並んでいます。

鎌倉の小町通りみたい。

 

金鱗湖は韓国人と中国人であふれかえっていました。

 
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韓国と中国からの観光客が来なかったら、日本の観光は成り立たなくなっているのじゃないかしら。

 

 

腹ごなしを兼ねてゆふいん駅まで歩きました。

鉄道がどうなっているかを確かめたかったのです。

北九州地方が豪雨にみまわれ、鉄道や道路が被害を受けて1ヶ月です。

鉄道はまだ正常化されていませんでした。

 

そのかわりかバスターミナルがにぎわっていました。

まだまだ復旧には時間がかかりそうです。

 

ヨガは

移動も少なく、時間はたっぷりあったのですが、ヨガをすることはありませんでした。

のんびりゆったり旅行に徹しました。

 

せっかく持っていったヨガベルトですが、布団の上で足を上にあげたり横に倒したりをするときもベルトなしです。

 

でも、ヨガの意識はいつも心の片隅にあって、姿勢を正したりしていました。

 

ドライブ中も、坐骨を感じながら座り背筋を伸ばします。

ひざを広げず閉じて、足裏を感じて3点で押すことも気がつくたびにしていました。

 

そして旅行中は穏やかで平和な心を保つことを心がけました。

 

ナビの操作を間違えたりしたときも、相手を責めることなく、自分も悪かったのではと考えました。

宿での小さなトラブルも文句を言うのではなく、いいところを見つけて楽しみ感謝する気持ちを表現するようにしました。

自分のミスを素直も認め、迷惑をかけた方にていねいに謝りました。

 

こちらの気持ちのもちようで、相手の態度もかわります。

心を穏やかに保ち、穿った見方をしないようにすると、余計な不安や恐れに悩まされません。

事態が悪化しないのです。

これからも、どんなときでも穏やかな気持ちでいようと決めました。

 

これは、ヨガで培われた心の強さなんだと思います。

 

食べすぎてお腹を壊したけど、そのあと食事を半分にすると決めたら、なんとか切り抜けることができました。

少量だけど、おいしいものを食べることができたことで良しとします。

 

落ちついて、

どうするかを自分の頭で考える、

欲には流されない、

自分をじっくり観察する、

 

 

そんなこともヨガで学んでいるのです。

九州旅行 霧島神宮 高千穂峡

さあ、ナビを駆使して観光のはずが

霧島温泉から高千穂峡に向かう前に、霧島神宮だけを見学しました。

 

実はホテルを出て車のナビに「霧島神社」と間違って入れてしまいました。

 

候補がいくつか出て、宮崎にもあったので鹿児島を選んでこれで正解と思っていました。

 

走り出してちょっと方向がおかしいかと思ったのですが、山を回っていくのかとおもいナビ任せでした。

あまりにおかしいと思ったのは40分くらいたってから。

近くにあるはずなのにと調べてみたら、私たちが行きたいのは「霧島神宮」でした。

 

ナビに入れ直し、なんと出発したホテルの前をもう一度通って霧島神宮にたどり着きました。

 

自分の頭で考えることを忘れるとこんなことになりますね。

 

「疑うな、信じるな、確かめろ」だったかしら?やましたひでこさんが教えてくれたヨガの哲学だったと思います。

 

霧島神宮

駐車場から歩いていくと大きな鳥居が現れます。これが三の鳥居。

観光客はほとんど中国人みたいです。


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鳥居をくぐり階段を上ったところにある本殿。途中にはお決まりの「さざれ石」とか大きな杉とかもあります。 

 
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神社と神宮の違いは、皇族が祀られていると神宮だそうです。

天皇家の先祖が祀られているから、確かにここは神宮なのでしょう。

ここに祀られているのは、天照大神の孫で三種の神器を携えて日本を作ったというニニギノミコト主祭神

今の天皇までの系図が続いているとされています。

ちなみに、

天照大神を祀っているのが伊勢神宮ってわけで、だから天皇家はお伊勢さんにお参りに行くのね。

 

あまり由来にはくわしくなく、知りたいとも思っていなかった私です。

 

高千穂神社

高千穂のホテルに入る前に見学。

小雨が降りだし雷も遠くで鳴り出したので駆け足で。

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街中にあるのですが、とても雰囲気のある古い神社でした。

霧島神宮みたいに朱塗りでなく、霧雨の中にしっとりしていました。

ここは小さいせいか、日本人しかいなくて静かでした。


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二本の杉が根元がつながっています。

夫婦杉といわれ、手をつないでこの杉の周りを回ると夫婦や恋人が仲良しになれるとか。

私たちは、しませんでした。

 

面白がって回ってみればよかったです。

せっかくの旅行だから非日常を楽しめばよかったです。


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大きくて存在感のある杉がたくさんあって見ごたえがあります。

見上げると、こちらの気持ちも大きくなります。


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すごく立派な狛犬がありました。写真ではよくわからないのですが、小さな犬を踏みつけています。


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たぶんこの階段の右下にあるのが神楽殿です。

 

毎日午後8:00~9:00まで境内の神楽殿において観光神楽が奉納されています。

ホテルではこの夜神楽見学がついたプランもありましたが、私は疲れて出かけるのは嫌になるだろうと温泉券つきプランにしました。

 

 

天岩戸神社

ちょっと足を伸ばしてこちらの神社にもお参り。

HPに由来が書いてありました。

天岩戸神社は宮崎県高千穂町に鎮座し、日本神話(古事記日本書紀)の中に書かれております天照大御神様のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所でございます。 岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、両社とも、天照大御神様を御祭神として御祀りしております。 川上には八百萬の神々がお集まりになり、御相談をされた天安河原がございます。

 
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天照大神が天岩戸に隠れて、国中がまっくらになったという日本神話の舞台とされています。

これは、岩戸の扉を力づくで開いた力持ちの像(?)

 

参拝しながら、「私は皇孫降臨神話なんて信じていないのに、どうしてこんなところを回っているのかしら」という疑問が湧いてきました。

 

本当にここで神話のようなことがあったわけでもないのに、ありがたがることなんかないのにと思うのです。

 

夕方になり、蒸し暑く蚊もたくさんいるので早々に今日宿泊するホテルに行くことにしました。

 

今日一日で、日本の起源にまつわると言われる3つの神社を回ったわけです。

パワースポットと言われたりしますが、私はパワースポットとも感じませんでした。

どうして行ったかと言えば、観光地だったからです。

 

仏教とか禅とかだと、空海がヨガを日本に伝えた人だからヨガつながりで関心があってお参りもするのですが、今日の神話とか皇族とかはちょっと気持ちに自然に入ってきません。

 

自然の八百万を神とみる、自然崇拝と土着の山岳信仰が合わさってだけなら納得できるのです。

それが皇孫とかの神話になると、どうしても権力争いとか支配の構図が見えてきます。

 

このもやもやした気持ちがあったので、神社めぐりが楽しくなくなりました。

 

これって、頭で考えていますよね。

もっと心と身体全体で「感じれば」いいのに。

 

頭でっかちな自分を発見しました。



シングル素泊まり 高千穂グレイトフルホテル

いつも旅行では旅館の食事を食べすぎてお腹を壊してしまいます。

霧島温泉のホテルの夕食・朝食を食べ過ぎた私は案の定お腹が痛くなり、車で休憩の度にトイレにこもる下痢状態。

 

本当に懲りない私です。

 

こうなることを予想して、2泊目のホテルは素泊まりにしました。

www.h-hikari.co.jp

お腹調整ができ、一人でのんびりできるようにしました。

 

連泊での御馳走攻めには本当に困ります。

 

早めにチェックインして、宿泊プランについていた「高千穂温泉」という大衆浴場(車で5分くらい)で軽く入浴してきました。

 

あとはもう、ホテルで寝るのみです。

 

ひたすら睡眠 サンドイッチだけ

用意した下痢止めの「正露丸」を飲みながら、昼食はブドウパンと乳酸飲料、夕食も次の日の朝食もコンビニのサンドイッチをチビチビと食べていました。

 

ホテルの1階がコンビニでとても便利。

シングルの部屋なので、サンドイッチを食べたらゆっくりひたすら寝ていました。

 

翌朝は朝早く目覚めましたが、チェックアウトの10時近くまでのんびりして英気を養いました。

 

ヨガをする気持ちにはなりません。

 

高千穂峡 

次の日は一番に高千穂峡へ行きました。

ホテルから車で10分くらいで、早めについたので駐車場も空いていてボートにもすぐ乗れました。

 

滝の下を通るとミスト状に水しぶきが舞ってきて、気持ちよかったです。

 

神話とか関係なく、峡谷美とボート遊びを楽しみました。

外国人が多くて、なかにはボートの漕ぎ方が初めてらしく反対方向に漕ごうとしている家族を幾組か見かけました。

ゴツンゴツンぶつかりながら、涼しい日陰を求めて30分2000円です。

 

実は以前にも高千穂峡でボートに乗っています。

その時の旅行でも、覚えているのはここでのボートが一番印象深かったので今回もぜひと思っていました。

 

そこでしかできない体験をするのが一番です。

 

今回も楽しかった!!

 

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周りの木々の間からの太陽光線がきれいでした。

 

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両岸にはお土産屋さんと軽食のお店が並んでいて、相方は鶏の南蛮揚げ串刺しを食べていましたが、私はほんのちょっと味を見ただけでがまんです。

お味は、、、おいしかったです。

 

私は車の中で乳酸飲料と昨日の残りのブドウパンをかじりながら、今回のメインの目的地である湯布院へと向かいました。

 

今日の夜からまた旅館の御馳走です。

しっかり「正露丸」を飲み続けています。

2連泊で、ちょっとお高い旅館を予約してあるので料理もごちそうになるはずです。

1日目はステーキプランです。おいしいお肉が楽しみ!!

九州旅行1日目

旅行用意

九州に4泊5日の旅行をしました。

幼児と小学生の孫を鹿児島に連れていくのが目的で、ついでに夫と九州の温泉を巡ります。

 

洋服はいつもと同じ、着替えも途中で洗濯すればいいと思い最小限に。

普段の洋服を持っていくだけなので、迷う必要がありません。

 

生活をシンプルにするように心掛け、洋服の数の減らしたので旅行の準備も本当に楽です。

肌断食していてお化粧品はないし、湯シャンだからお気に入りのシャンプーでなくちゃと用意する必要もありません。

 

温泉においてある化粧品やシャンプーは、気にせずありがたく使います。

たまに使うと、髪の毛がサラサラになります。

 

旅行中もヨガができたらいいなと、ベルトを1本入れました。

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酷暑の旅行でレンタカーも使うということで、日焼け防止グッズと冷房対策を考えました。

サングラス・腕カバー・レッグウォーマー・晴雨兼用傘などです。

 

旅行の前日は、用事があって一日出かけていたのですが、帰宅後20分くらいで準備はできました。

 

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無印のキャリーバック(小)は以前のものの車輪が壊れて買いなおしたもの。

改良されていて、使いやすくなっていました。

 

レスポのショルダーは便利でもう10年以上使っているけど、こわれない。

たくさん入って旅行に重宝です。捨てられない!

キャリーバックの上にバックをのせて止めることのできるベルトはすぐれもの。

 

飛行機

格安航空のジェットスターを初めて使いました。

予約はネットで、若い人に助けてもらって私はそばで見ていました。

 

大人料金と子供料金が同じなのは、他の航空会社もそうなのかしら?

出発時間が早朝や遅い時間は安く設定されていて、細かくシビアです。

ひとり7キロ以上の手荷物は別料金になるし、大きさにも制限がありました。

 

機内では、飲み物と軽食が有料でサービスです。

客室クルーがゴミを集めていたり、いろいろコストダウンを感じました。

 

前から2列目だったので、クルーの方がすぐ前に座っていました。

 

今までのJALとかANAだったら、離着陸時にこちらを向いて座っているCAはしっかり前を向いていました。

今回のジェットスターでは、並んだふたりが笑顔でお話をずっとしています。

 

緊張感がないような、でもクルー同士が仲良しで和やかでいい職場環境なのかな、なんて考えてしまいました。

 

客席は前後の間がせまいようですが、私たち一行はなんの支障もありませんでした。

 

孫たちはDSをさせていたのでおとなしかったのですが、ついトイレに行かせるのを忘れてしまいました。

 

着陸のためトイレ使用禁止になってからトイレに行きたいと言われて大慌て。

 

小さな子供を連れているという本来の自分の任務を忘れていたのを反省です。

 

霧島温泉

鹿児島空港に着いたらレンタカーを借りて霧島温泉へ。

ネットで探して一番安かったバジェットレンタカーを使ったのですが、送迎車がマイクロバスなのには驚きました。

それもすぐ満員になり、半数以上が大きなトランクを持った外国人でした。

料金を安く設定し、ネットを利用して大々的に営業しているなって感じです

 

霧島温泉に近づくと硫黄のにおいがしてきます。

鹿児島も温泉県なのですね。

坂本竜馬が新婚旅行に来たというのが売りのようですが、このあたりに長く逗留したらしくあちらこちらで竜馬の名前が出てきます。

 

 

霧島観光ホテル

大きくて古いホテルです。

食堂は天井がとても高くて、新築の時はさぞ豪華ホテルだったのだろうと思われます。

展望大浴場があり、そんなに混んでいなかったのでゆっくり楽しめました。

お風呂を出たところに畳敷きの広い休憩所があり、たくさんのビーズクッションが置いてありました。

誰もいない時に、そこに寝転んで窓からの景色を眺めてしばしリラックス。

 

ほんとうはヨガでもしたかったのですが、いつだれが来るかもしれないのでできなかったのが心残りでした。

 

とにかく、その畳みのふみ心地が気持ちよく、私が自宅にと思っている和紙畳ってこういうのかしらって思いました。

 

これだったら、フローリングでなくて畳でも気持ち良くヨガができそうです。

 

1泊2食で7800円くらいの格安料金だったのに、食事はボリューム豊かでおいしかったです。

 

夕食も、出ているものだけで充分だと思っていたのに、あとから天ぷらやら茶碗蒸しも出てきて、デザートも3点盛りだったりしました。

 

朝食はバイキングでしたが、郷土料理のさつま揚げやら海藻類など並び、どれも食べたくなります。

そしておいしいかったのです。

どうしても食べ過ぎてしまいます。

 

この後、やはりお腹を壊してしまい、食欲との付き合い方についてじっくりと学ぶ旅にもなるのです。

 



初めてのシールシャアサナの練習 

入門クラスでは

シールシャアサナとは、いわゆる3点倒立です。

頭頂と肘をつけて倒立します。

今までの入門クラスでは練習したことがありません。

 

GWの合宿では一日目からこの練習があってびっくりしたものです。

 

秋の合宿でも、このアサナが5分以上できることが参加の条件です。

(壁を使ってもいいのですが)

 

そのくらい、ヨガの習熟度の目標となるアサナなのでしょう。

 

はじめて練習をする人もいるので、ていねいに説明されました。

 

 

壁を使う2つの方法

壁際にマットを四つ折りにしておきます。

壁に向かってすわり、手を組んで壁際におきます。

 

私は逆立ちはの練習はうちこさん方式で壁を背にしていたのですが、秋津のスタジオで壁に向かうやり方も知り、両方で練習しています。

 

壁に向かったほうが逆立ちそのものは楽にできますが、いつまでも壁を頼ってしまって自力で立つ方向に行くのが難しいように思います。

 

ただ、逆立ち状態を長い間キープできるので、ポーズによって得られる心身への効果は大きいのでしょう。

 

手の組み方・頭頂の見つけ方

アイアンガーは細かいですよ!!!!

 

手を組む時は指の根元までしっかり深く組むのですが、指先は力を抜いて柔らかくします。

 

そうそう、手を組む前に肘から手首までの骨を指でさすって、ここを使って床を押すんだと意識させます。

 

頭頂部分も手で触って意識させておきます。

 

前からも横からも測って頭頂を捜します。

他のスタジオでの練習で、私は頭頂でなくてちょっと額側に立っていると指摘されます。

最初はなかなか頭頂がわからなくてもいいと言われて一安心。

 

組んだ手の中に頭を置いてから、まず肩を上にあげます。

肩を動かすのがどうやったらいいのかわからなくて、むつかしいです。

 

アサナは完成形に行くまでの試行錯誤を楽しむ気持ちが大切です。

というか、それが楽しいのです。

すぐできるものではありませんから。

 

*追記 

1.頭頂の見つけ方 手首の真ん中を眉の間において頭に沿って指をのばす。中指の先が届いたところが、頭頂。

2.組んだ手を置いたとき、手首もしっかり床を押す。手の組み方はふんわり。親指は立てない。

 

 

ひざを伸ばして

壁の前に座り、ひじと頭をつけてから腰を上げていきます。

ここで、ひざをしっかり伸ばすように言われます。

 

ひざを伸ばしながら、背中も丸めないで壁に向かって歩いていくのです。

背中が丸いとすぐに壁にぶつかります。

 

ここで、今までサルワーンガアサナ(肩立ちのポーズ)で背中を引き上げる練習をしてきたのが生かされるのでしょう。

 

コーンケイブで背中をくぼませる練習を重ねるのもここにつながっています。

 

さまざまなアサナでつけた「力」を総動員しての逆立ちなんでしょう。

 

追記:同じ練習をした2日目は、背中があまりつかないし、肩を上げる感覚が少しわかりました。

 

家での練習

初めてのシールシャアサナの練習を終えて、先生からは「今のを家でも練習しましょう」と言われました。

 

壁きりきりに手を付けて腰をあげて、足を頭のほうに近づけていきます。

背中がまるいと、すぐ壁にぶつかります。

なるべく背中を引き上げ、まっすぐに保つことを練習します。

 

足をあげての逆立ちの時は、壁から10センチくらい話して手を置いたほうがバランスがとりやすいと思います。

 

秋の合宿までに、5分間キープできるようになるのが目標です。

壁を使わなくてのキープも少しずつ練習しましょう。

 

逆立ち練習をこの頃あまりしなかったのには理由があります。

 

逆立ちの前に身体を慣らすように、他のアサナをしなくちゃいけないんじゃないかと思うことがひとつです。

それと、アイアンガーではアサナの順番にルールがあります。

哲学的・心理的・解剖学的な観点からのようです。

シールシャアサナ(逆立ち)は気持ちを外向きにするから、そのあとで気持ちを内面に向けるサルワーンガアサナ(肩立ち)をしなければいけないのです。

 

以前は何も考えず、寝る前にちょっと逆立ち練習しておこうと壁に向かっていました。

 

今はいろいろ知識が増えた分だけ、気軽にアサナに取り組めなくなっています。

 

もう少しヨガの時間を増やせばいいだけなのですが・・・・・

 

秋の合宿までというのが、ちょうどいいモチベーションになりそうです。

今のところ、壁を使って2分はクリアできました!!!

 

 

追記:無理をしないよう、まずは2分だけを数日続けてみようと思います。

 

清澄白川公園でハタヨガ ここはどこ?松と岩がたくさん

うちこヨガ in 歴史的建造物


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今日は久しぶりにうちこヨガに参加。それも銀座でなく清澄庭園での開催。


初めての清澄庭園

地下鉄清澄白河駅すぐにある公園。入園料は150円で外国人観光客の方もいらしてました。

岩崎家(三菱財閥)の社員の慰安や貴賓を招待する場所だったそうです。 


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大きな池の向こうに、築山などが見えます。凝った岩と松の形が素晴らしい!富士山を模した小山もありました。


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池の向こうに今日の会場の涼亭が見えます。東京都心とは思えない深山の風景。


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これは磯渡り(いそわたり)といって池の端に石を転々とおいて、歩けるようにしたものです。この上をひょいひょいと渡ったのですが、落ちそうでちょっと怖かったです。

ヨガマットを背中にかついでいて、バランスが難しくて。

落ちた人のため(?)の救命浮き輪が用意されていて、笑ってしまいます。

お世話にならなくてよかった!

 

涼亭の畳の上でヨガ


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実はオープンエアの公園ヨガをイメージして参加したのですが、全く違いました。

ガラス張りの窓は締められて、エアコンが効いていました。

周りの縁側に出ることは禁止、それに・・・・

蚊が入らないように出入りは迅速に短時間で。

まったく閉じられた空間でのヨガでした。

 

さすが外国からの貴賓をもてなすためつくられたお座敷、窓からの眺めは抜群です。

 

畳の上に置かれた重くて大きな座卓を隅に寄せてマットを敷きつめました。

 

汗まみれになるのではと、短パンで着替えまで持っていったわたしは、ちょっと場違いな感じで恥ずかしかったです。

 

インド哲学とか瞑想とかの講話も

 

ヨガが他のストレッチなどの運動と違うのは、輪廻の考え方があるかないかではないかという話になりました。

 

インド・中国・ヨーロッパ・日本の死生観の違いなどもさらっとお話しして、最後のヨガニードラのときどんなふうに瞑想につなげていくかの解説もありました。

 

インド哲学のさわりの部分、例えば寝ている人を4種類に分けるお話なんかが面白かったです。

 

ヨガとは一心に何かに集中できて雑念が生じてこないことだとしたら、縫物をしていたり掃除をしていたりしていてもヨガしているわけですね。

 

会社の分からず屋の上司、わがままな家族に対して自分の心を乱さずになすべきことをしていることも、ヨガをしているんだろうなって思います。

 

呼吸法

時間がたっぷり(9時半から12時過ぎ)あるので、呼吸法にもじっくり取り組みました。

 

肺にたくさん、背中にも空気を入れるように吸います。

私は今もって吸える空気の量が少ないなって感じました。

そんなに肺が満杯な感じはしないのに、それ以上息を吸い込めません。

この数か月、アイアンガーヨガで胸を広げることを続けてきたはずなのに不思議です。

 

以前よりもたくさん吸えるようになっているのかもしれないのですが、比べようがありません。

以前がどうだったのか、よくわかりません。ちょっと悲しいです。

 

吸った息を止めているときに、気(プラーナ)を身体の先っぽ、皮膚の毛の先まで行き届かせるのを意識するんですって!

 

空気からエネルギーをもらう感じです。

それができたら、究極の省エネです。

 

最後にカパラバティ呼吸法をしました。

鼻で息を力強く吐き、その度にお腹をへこませます。

頭蓋骨がピカーとなる呼吸法だそうです。

元気が出てきます。

アクティベーション効果があります。

 

眠たくなったときにしたらいいのかも。

 

繊細に身体を感じて

アサナは身体を繊細に感じて、繊細に動く(動かす)練習をたくさんしました。

 

眼ヨガでは、参加者全員が池のほうを向いて眼球をゆっくりいろいろな方向に動かします。

3面のガラス窓、どこも池とステキな松と岩が見える最高のロケーションです。

 

セツ・バンダアサナ(橋のポーズ)でも、尾てい骨から背骨を床から上げたり降ろしたりを、カウントをしながらゆっくりゆっくりていねいに動かします。

ゆっくりの後は、倍速にして滑らかな動きも練習しました。

 

眼や背中の動きは、なめらかでなくギコギコしてしまうのですが、どこでそうなるかも観察しながらです。

 

手を上にあげてつま先立ちするのに、息を吸いながらあげた後、今度は息を吐きながらあげてその違いを感じたりもしました。

眼を閉じてポーズを取ったらどうか試してみて、どんなに目の力を頼っていたかに気付いたり。

 

繊細に身体を観察することは、物事を繊細に観察することとつながるのかしら。

そして、観察することから自分で頭で考えることの訓練になるのかも。 

 

ヨガニードラ

メニューの最後はヨガニードラ。

寝ながらの瞑想で、ガイダンスに従って身体のパーツを順番に意識していきます。

でも、眠ってはいけなくて、眠りそうで眠らない意識の状態をキープします。

 

実はヨガニードラを辛いと思ったのは、今回が初めてです。

 

今までは、アシュタンガのプライマリーハーフをベースとしたアサナでヘロヘロになるまで身体を動かした後なので、邪心なく横たわることができました。

 

今回はゆったりとしたハタヨガだったこともあるので、横になっても頭が軽くなりません。

連日の暑さで肌が敏感になっていることもあり、手足のあちこちがチクチクして気持ちを乱してきます。

 

無視しようとすればするほど、そのチクチク感が大きくなって我慢できなくなってくるのです。身体を動かしたくてたまりません。

 

ヨガニードラは動かない、モーションレスの練習だから、我慢します。

 

うちこさんのガイダンスに集中しようと努力しては、からだのチクチクに引き戻される、そんなせめぎあいを続けていました。

 

実際に湿疹やあせもがあるんではなく、妄想のような感覚なのです。

 

日常で自分でヨガニードラをしようとしても、ときどきこの感覚に悩まされます。

 

動いているときには意識しないのだから、横たわって静かにしていても無視できるはずなのですが、むつかしいです。

 

それだけ瞑想が難しいという事なんでしょうね。

 

ヨギーニをめざして

開催場所のせいもありいつものアイアンガーと違うヨガで、小旅行をしたようです。

 

そして、ヨガが日常すべてに関係していることを改めて思いました。

アイアンガーでも細かいアライメントを確認させられますが、あらゆることの微細さに気を配ってていねいにすることが、ヨギーニなんでしょうね。

 

そういうていねいさをキープするためには、たくさんの「物」「情報」に囲まれていては無理です。

必要なもの、自分にとって大切なものを選んで少なく持つことでしかできません。

 

「人」もそうだし「趣味」「仕事」なんかでも、本当にそれが必要なの?大切にすることでほかのことが犠牲になってもいいの?って考えながら暮らしていきたいです。

 

連日の暑さの中でも、ヨガは私にとって大切で出かけたい場所だったのだと再確認しました。

 

お金も時間も体力も、今はヨガのために使うことが楽しいです。

 

 

 

 

 

『夢を売る男』百田尚樹著 私はうっかり信じてしまいそう

本当にあるお話

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『夢を売る男 』に出てくることって本当にありそうです。ちょっと調べてみたら、モデルとした会社は文芸社という会社で、その会社のHPには各種文学賞の作品募集がでていました。

本の内容と同じような経験した人がたくさんいるらしいです。

 

内容は

自費出版専門で詐欺まがいの商売をしている編集者が主人公。

自分の本を出版するのに、たくさんのお金を出してしまう人たちが出て来ます。

小説家になりたくて書いている人だけでなく、書く気がなかった人までその気にさせてしまう敏腕ぶり。

出てくる人は


*新人賞に応募する作家志望の青年
*夢だけは大きいフリーターの自意識過剰青年
自己実現の夢を子供に課している教育ママ

 

本を出させるまでも巧妙ですが、クレームをつけられてからの切り返し方も「そういう手があったのね」というくらいにたくさんの手札を持っています。

 

うまい、本当にことばたくみ、ああ言えばこう言うという語彙と発想の豊かさ、私だったらすぐ騙されてしまいそう。

 

わたしはだまさやすい

私がもっと書くことの修行を真剣にしていて努力家だったら、この手の話にすぐだまされてしまいそうです。

 

短いものなら書けるけど、長いものを書く力量と根気がないことを知っています。

 

学生時代に友達と同人誌めいたものを作っていて、お話しづくりが本当に難しいことを身に染みました。

 

原稿用紙10枚くらいの小話でも、うんうん唸って書いていました。

 

もし私が文才があり、書き続ける情熱を持っていたら、すぐ話に乗りそうでこわかったです。

本を読みながら、登場人物の気持ちに同化してしまいそうでした。

 

だますのではなく夢を売っている

だから主人公のこの言葉は同感です。

賞を取るか取らないかわからない長編小説を最後まで書き切るという人間は、自分の作品を傑作と信じている。だから傑作だと言ってやれば、疑う人間はいない。

そして、売れなくても本を出せたということで一定の満足を得ることができます。

だから「夢を売る」男なのです。

 

お金を出させて、逆に感謝される

心に闇を抱えた人間は本を出すことで、憑きものが落ちたみたいになることがすくなくない。
この商売は一種のカウンセリングの役目も果たしているんだよ。

 

心に屈折したものを抱えていたら、書かなくてはいられない気持ちになるかもしれないです。

 

若い人なら、失恋とか男にだまされたとかね。 

私たち世代だったら、親の介護問題とか相続でもめた家族関係とか。

自分の心の中に納めておくには辛いこと、だれかにわかってほしいと思うことありますよね。

 

出版業界の実録ルポみたい

自費出版の仕組み、取次会社のことなど出版業界のしくみがよくわかります。

 

どんなに小説が売れないかは知っているつもりでしたが、実情は本当に惨憺たるものなのでしょう。

小説家で生活できる人が、どんなに少ないかの説明も説得力があります。

 

小説を読まない人が多いのです。

日本人が本を読む時間は1日平均13分しかなく(2011年「日本人の生活時間2010」NHK刊)、それも雑誌や自己啓発本やハウツー本が多いのではないでしょうか?

振り返って見て、私も私の周りでもそうです。

 

それでも、自費出版が多くてお金もうけになるのは、書く方の事情です。

小説が売れようが売れまいが関係ない。物書き志望が増えているのは、ブログやSNSの隆盛による必然なんだ。・・・今は、皆が舞台に上がりたがって、観客は一人のいないという状況なんだ

観客無視のひとり芝居ってわけですね。

確かにお芝居やダンス関係の自主公演で切符を自分で買って、家族友人に配っているのと似ています。 

 

ブログ書いている人は読んだ方がいい 

 

主人公は自費出版のターゲットを、新人賞応募者からブロガーに変えていきます。

 

読者が少ないのに毎日更新しているブロガーなんですって。

私も気をつけなくては(笑)

毎日、ブログを更新するような人間は、表現したい、訴えたい、自分を理解してほしい、という強烈な欲望の持ち主なんだ。こういう奴は最高のカモになる。

 

たくさんの読者がいるブロガーさんはもう大手出版社が対応しています。

そういう有名ブロガーのように、いつか自分も認められて本を出せると思いながら頑張っている人が多いのでしょう。

うちが狙うのは、大手が見向きもしないようなブログだ。大事なのは更新数だ。誰も見ていないブログをせっせと更新するような奴は必ず食いついてくる

 

ブログを書いている人は、この本を読んで免疫を作っておくといいです。

 

世の中、そんなに甘い話があるわけではないですから。

 

ちなみに

私の知人は「エッセイ塾・ 自分史塾」を主宰していて、その生徒さんたちが何冊も自費出版で本を出しています。

70歳代80歳代の女性が、なかなか読みごたえのあるエッセイを書いています。

遺言書代わりに自分の生い立ちなんかを書き残すひとや、どうしても伝えたい戦争体験とか。

本つくりも良心的な価格で喜ばれています。

 

今は自費出版もかなり安くできますよ!!

 

夢を売る男 (幻冬舎文庫)

夢を売る男 (幻冬舎文庫)