60歳過ぎても進化中 ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。60歳過ぎてヨギーニをめざしています。

『まいにちを味わう』吉沢久子 著 「老い」準備はできていますか?

 100歳まで現役の大先輩

吉沢さんは今年3月に101歳でなくなりました。

評論家として、随筆家としてたくさんの著書を出されました。

100歳近くなってからも現役で書き続けられたことが素晴らしいです。

シニアライフについて、たくさんの啓蒙をしてくださいました。

そんな人生を楽しく豊かに生きる知恵の詰まった一冊です。

 

まいにちを味わう

まいにちを味わう

 

心に残したい言葉がたくさんです。 

 

自分を支えられるのは自分だけ

放っておけば人は楽に流されます。

甘えないで、時間をかけたらできることは、自分でやりましょう。

人は誰でも最後には一人になるのだから、自分で決めてその結果に責任を持ちましょう。

今から「老い」の準備をしておきましょう。

 

誇れるものは自分の中にあるものだけ

他の人と比べることはやめましょう。

持ち物など目に見えるものはたとえ手に入れても、もっと欲しくなったり失うことが怖くなってしまいます。

自分の中にある、信念とか築いたものこそが生きるためのよりどころになります。

 

人生はままならないもの

たいていは自分の思い通りにはなりません。

自分の考えは、自分自身がきちんとわかっていればいい。

夫婦は妥協でしかない。

 意見が違っていても、「はい、はい」と受け流して

心の中で「私の考えはそうではない」と思えばいい。

 

自分自身の考えは、自分がはっきり分かっていればいいと割り切る。

 

入院生活も自分中心でいい 

病院の指示も自分で考えて拒否してもいいのだというのが、新鮮です。

リハビリの運動も、自分がいつもやっていることなので断ります。

病院の外を散歩しなさいという指示を、

「パジャマ姿で外を歩きたくない」と拒否します。

もちろん、廊下なんかでの歩行訓練はしますけど。

 

栄養だけを考えた病院食より、おいしい差し入れをお願いして食べます。

自分には必要ないと思ったことや嫌だなと思った事は自分の頭で考えて断るのです。

自分のことを1番わかっているのは自分です。

1番真剣に考えられるのも自分だからです。

 

自分の頭で考え、自立して生きる

どんな時も、自分について考えることをやめないで生きた100年でした。

辛いこと、くるしいことがあるのは誰も同じですが、吉沢さんは笑って暮らすことを選びました。
長年連れ添った相手をなくして1人になれば不安や悲しみにさいなまれます。

寂しさに浸り続けるか、今を楽しむか。

どちらを選ぶかは自分次第です。

死に対して私たちができることは、今を楽しむことだけ。

 人生の時間が限られているのなら、楽しんで過ごすに越したことはない。

 

それが吉沢さんからのメッセージです。