卵焼き
お弁当用に卵焼きをよく作ります。
定番の味付けがあって、
・卵 3個
・砂糖 大匙 1
・白だし 大匙 1
・水 大匙 1弱
よく混ぜて、3回から4回に分けて流し込み巻き込んで作ります。
鉄板のおいしい味付けだと思っていました。
今朝、考え事をしていて砂糖を入れただけで作ってしまいました。
作っているときなんだか焼き加減が違うと思い、思い返したら砂糖を入れたところで作業をストップさせていました。
良くかき混ぜることもしてなかったので、最後に卵汁を流し込んだらキビ砂糖の粒粒が溶けないままにドロッとしていました。
料理って
家族に味はどう?味付けおかしくない?ってきいてみたら、
「かえっておいしかった」と言われてしまいました。
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卵焼きの一番外に、砂糖味がしっかりついていておいしのだそうです。
私も食べてみたら、卵の焦げたところがちょっと苦くって、甘さとのいいバランスになっています。
料理って、ちょっと間違えても大したことないし、却って違うおいしさを発見することもできるんですね!
思い込みを捨てたら
分量を間違えてしまった、どうしよう、おいしくないかも、とちょっとあわてました。
でも、大した問題ではないのです。
甘すぎて味がおかしかったら、しょうゆをかければいいのだし。
これからは、砂糖だけの卵焼きにしてみましょう。
塩分を減らせるし、手間もかかりません。
その味に飽きたら、また白だし入りに戻ってもいいし。
思い込みを捨てて、気持ちを軽く自在に動かせた方が、心が軽くなります。
そんな風に、世の中のこと日常のことは、多少間違えても抜けてても大した問題ではないのです。
問題なのは、責めてしまう心?
今までの私は、ちょっとした間違いや失敗を大げさに感じていたようです。
自分を責めてしまうのだと思っていましたが、よく観察してみると他人から叱られることを恐れていました。
もうひとつ例を
先日掃除中に物を落としてフローリングに傷をつけてしまいました。
そんな時、家人に叱られることが一番に頭に浮かびました。
見つからないように、うまく隠せないかと姑息な考えさえ浮かびました。
そこでちょっと考え直しました。
大事なのは、それで誰に叱られる怒られるかではないです。
傷つきへこんだ床を補修する方法を考え、それ以上のダメージが広がらないためにはどうしたらいいかを考えることです。
自分を許すことでもありますね。許される自分が信じられるのは、人を許すことができるからです。
人を許すことができていないと、自分が許されるという想像ができなくなるのでしょう。
卵焼きの話から、生き方の話にまで進んでしまいました。おやおや。
こんな風に考えを進めていくことは、ヨガで身体を微細に見ていくことと同じ道筋なのだなぁと思います。
ヨガはアサナだけではなく、日常生活そのものにかかわる生き方の指針ともなります。