70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

久しぶりに松浦弥太郎さんのこと思いだし 新しい環境に身を置くことについて考えました

丁寧な人

松浦弥太郎さんの本を何冊か持っています。

時々読み返したいと思い、紙の本もKindle版もあります。

松浦さんは放浪の旅から古本屋さんの起業。

それから暮しの手帖の編集長になって世間を騒がせ(複業?)

クックパッドに突然のように移ったのも驚きでした。

今は文筆家で,総合的ライフスタイルのサイトも運営しています。

kurashi-no-kihon.com

健康や食事についての記事も充実しています。

高血圧対策も載っていました。

夫婦で取り組むかんたん献立レシピ|血圧が高めでお困りの方へ!かんたん献立やドリンク「ヘルシア クロロゲン酸の力」をご紹介 - 管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成:おいしい健康

 

病気別の食事提案があります。

 

松浦さんがご自身が全部プロデュースする目の行き届いたサイトです。

読み物も充実しています。

 

発信するメディアは変わりながらも松浦さんの姿勢は変わりません。

いつも発信しているのは、丁寧で清潔穏やかな生活。

仕事はしっかりするけど、その基本は無理の無い余裕のある生活。

そう、生活を調えることが基本でそのためには丁寧に生きることが大切。

生活と体が調えられていてこそ、仕事の質も上がると言うことです。

時々読み返して心を立て直します。

 

新しい世界に飛び込む

成田さんと小野龍光さんとの対談でも、

新しい世界に飛び込むことが一つの方法だと行ってます。

【成田悠輔vs17LIVEの元CEO】激論!脳内物質がもたらす数字地獄とは?【資本主義と幸福】 - YouTube

 

小野さんと成田さんの最初の対談

【成田悠輔、唖然】欲望地獄と資本主義、生きる道は?【エンタメ系IT起業家の激白】 - YouTube

 

小野さんは今の自分を何者でもない、と自己紹介し、

何者でもない、を目指しているといいます。

何者でも無い自分に直面すると心が軽くなるんだと

キャリアにしがみつかない生活への挑戦をすすめています。

それまでの実績や努力の成果が評価されないとき、

何物でも無い自分に気づき、

それが頭の理解で無く腹落ちできたとき、

競い合ったり外からの評価を気にするストレスから解放されるのでしょう。

 

成田さんも学問研究の場からメディアへの露出という転換がありました。

小野龍光さんはビジネスから出家と大転換。

松浦さんも自分のフィールドを大きく変えてきています。

 

ワクワクドキドキを求めての新分野への展開は、

新たな競争に身を投じることになってしまいます。

そうではなく、より自分の心の居心地がいい場所に移っていきたいです。

実績なんて無くても、そのままの自分を認められることが

本当の意味での自己肯定感でしょう。

 

振り返って私は

私がアイアンガーヨガに通ったのも挑戦でした。

プロの人も学びにくる道場では素人のシニアの私は

ついていくことが精一杯の落ちこぼれ生徒でした。

 

音訳の勉強では共通語を話していると思っていたのに、

「なまり」があるのを始めて知り、

読むことさえ難しいことを学びました。

 

視覚障害者の方との関わりでも、

IT機器の今まで使っていない機能にであい、

全然ITに強くない自分を発見しました。

 

積み上げてきたことで無く、

今現在に生きることを学ぶ場所だったようです。

 

それでもあたふたすること無く心穏やかにあること、

そんな心境になりたくて、本を読んだり動画を見たりしているんでしょう。

 

松浦弥太郎さんの書いた物を読むと、

はやるような、せき立てられるような気持ちが落ち着きます。

 

何かにならなくてはと思うのでは無く、

今ある場所で落ち着いて生活しよう

という気持ちを思い起こさせてくれるんです。

 

遠くまで出かけなくてもいい