70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

立ち居振る舞いが大事なこと 身体を鍛えて調えることにもなるのかしら

佐々木閑先生

いつもの仏教講義と違ってゲストを迎えての回がありました。

禅宗のお若い僧侶二人。

佐々木閑先生の教え子と親友と紹介されていました。

現代に仏教とかお寺がどう役に立つのか、

原始仏教を学びながら人に役立つ仏教を考え続けるお仲間。

「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」

コロナで会えなかった人との再会を

本当に楽しんでいる様子です。

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僧侶であること

お二人を一緒にタイの僧院に滞在したときのこと、

僧形のお二人は尊敬されて大事にされ、

先生は在家として末席に侍したとのエピソード。

僧侶が人々に尊敬されるのは、

古今の知識を広く身につけているからだけでなく、

そしてそのたたずまい、立ち居振る舞いがそうさせるとのこと。

べらべらしゃべるより、訥々と述べている姿も尊いと重ねています。

 

立ち居振る舞い

この立ち居振る舞いという言葉、

仏教の教えの大切なことがすべて含まれているような気がします。

姿勢を正す、腰を立てる、それによって身体を調えることが出来ます。

身体を支える筋肉と鍛えることができ、

内臓はゆったりとして働きが良くなります。

無駄口をたたかず本当だと思うことだけを少なく話す。

身辺整理と共に、自他の境目をなくして室内や家、庭へと片付けを進める。

 

今私が出来ていないこと、でもそうでありたいことを

この言葉が表現していると思います。

 

自分だけでなく他人のためにも

心したい「立ち居振る舞い」です。

公園の花壇