70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

作文の必要があります 練習をつづけて上手になりたい

音訳

市の広報を音訳するボランティアも3年になりました。

「新人です!」と胸を張って「易しいところ読ませてください」

といえなくなります。

 

写真やグラフの説明は難しいです。

新年号では双六やらカルタ、今年はクロスワードパズルまで。

こんなのまで音訳する先輩はすごいです。

尊敬します!。

 

わたしも今回は大きな写真を「読む」ことに。

風景写真をどんな風に読むか、センスと作文力が問われます。

 

書ける人になる練習

ちょうど読んでいる本に作文の練習方法があります。

『書ける人になる! 魂の文章術』のなかに

作家の仕事とは、平凡なものを生き生きと輝かせること、ありふれた存在にそなわる特殊性を読者に気づかせること。

広報で使われる写真は、記事に相応しいと選ばれた特別なもののはずです。

その特別なことを言葉で説明する作文を書くのです。

ごくありふれたものについて書けるようになろう。古いコーヒーカップ、スズメ、市バス、薄いハムサンドに敬意を払おう。平凡なものを思いつくだけリストにしよう。どんどんリストに追加すること。そして自分にこう約束しよう。この世を去る前に、リストにあるどんなものも最低一度は詩や短編や新聞記事に使います。

どんな内容でも言葉で説明する練習です。

道ばたのお花の名前を知ることも大切です。

普段食べているお皿も、じっくり見て描写。

じっくり部屋を見回すと、必要でないものがあるのがわかっておもしろいです。

スズメも、寒い季節に見かけると、特別の意味を持つことになります。

冬スズメで検索したら、もこもこに膨らんだスズメの写真がたくさん出てきます。

 

富士山

わたしが今度読んだ写真は富士山の風景写真でした。

音読では「眼の代わり」に読むのであって、私の感想文ではありません。

だから「美しい」とか「すっきりとそびえ立つ」なんてのはいけないでしょう。

淡々と「青空を背景に雪をいただいた富士山があります」と書いてみて、

「雪をいただく」という言葉があるかどうか、怪しくなって調べました。

ありました!

こんな風に作文するにも調べ物が出てきます。

ついでに、

「山際」と「山の端」の違いってわかりますか?

どちらも山と空の境目ですが、

山際はギリギリ山の傍なので空側、山の端は山の端っこだから山側です。

ひとつ知識が付きました。

 

思い違い

音読をすると今までうろ覚えだったり、間違って覚えていたものがたくさん出てきます。

月次祭は「つきなみのまつり」って読むんです。

暫時は「ゼンジ」なのか「ザンジ」なのか今でも混乱。ザンジです。

凡例「ハンレイ」はいつも頭の中で「ボンレイ」と読んでいました。

方言なのかもしれませんが数字の7は「シチ」でなく「ヒチ」でいいのだと思っていました。

普通に生活していたらどうでもいいことですが、

今は発見があるたびに楽しくなります。

 

読みやすい文章、聞きやすい読み方の勉強と練習を続けます。

やりたいこと、たくさんです。