70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

デーリー選手「編み物に助けられてメダルをとることができた」アスリートを支える手芸の力【東京オリンピック】

ちくちく針仕事もいい

早川ユミさんの本を読んだり、Instagramで彼女の作品を見たりしています。

少数民族の伝統的な手仕事の布を使ったり、体が喜ぶ衣服や食べ物の話です。

手仕事でものを作ることが、人間にとって心地よいものだという記事があります。

オリンピックで話題になりました。その頃の記事から引用すると 

 

男子シンクロ高飛び込みの金メダルに続き、男子高飛び込みで銅メダルに輝いたイギリスのトム・デーリー選手。
インスタグラムで「編み物から心の平穏を得ている」と明かす

心理学的見地からも 

「無我の境地」で何かの行為に「熱中」「没頭」しているその心理状態はスポーツやビジネスなどの場面で語られることが多く、その状態に入ると高いパフォーマンスを発揮できるため、「いかにして『フロー』に入るか」が一つのトピックとなることもある。

 

コロナ禍でマスクを作る事から始まった縫い物ブームには、

不安に打ち勝つ要素もあったのだと納得できます。

自分の体験からもそうです。

 

外出自粛が続いたとき、家の中でパンを焼き、縫い物をする時間が多くなりました。

できあがった達成感、香ばしい匂い、そんなのに癒やされたのでしょう。

 

感じるこころ

多くの人はコロナでそれまでの生活を立ち止まりました。

そして、手芸の力を見直す事になったのかもしれないです。

効率優先、勝ち負けの価値判断から離れて、

人間らしさ(早川ユミさんいうところの原始性)を取りもどそうとする動き。

土につながったり、地球につながること。

多様性を受け入れること。

こころで感じていることに目を向ける、

考えることだけでなく、感じることを大切にする生活。

それがもっと大きな力になると、世の中が生きやすくなるかも。

 

感じるこころは自分の心に向き合うことでもあり、

それは禅の瞑想にもつながっていきそうです。

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白湯にクコの実いれます