70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

礼拝からなる真向法 礼拝によって腰が立つ 南嶺管長が目指す座禅とは

礼拝と真向法とヨーガ禅

真向法というのは、長井津(ながい わたる)[1889 – 1963]さんが始めた体操です。

脳溢血で倒れた長井さんは体の麻痺を礼拝を続けることで回復させたそうです。

真向法とヨーガ禅の簡易体操は似ています。

どちらも体を倒したり開いたりします。

南嶺管長のお話で、禅問答をする独参を長年続けて得た境地は

実に人生の大半を独参という修行に費やしてきました。

その結果思うことは、独参は礼拝行だということです

 老師に礼拝することは仏陀に礼拝することです。

礼拝をすることが座禅で礼拝することで腰が立つというのは、

佐々木奘堂さんから今まさに学んでいるのだそうです。

 

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南嶺管長は今まさに新しい座禅を生み出そうとしています。

それは、生き生きと躍動する座禅です。 

 

 

この『坐禅のすすめ』を今回新しくして出版しようという企画で、今奘堂さんとお互いに坐禅について、今日までの歩みと、今まで疑問に思ってきたこと、今たどりついたことなどを語り合いました。

単に手を組み足を組んで、ただじっと足の痛いのを我慢する坐禅ではなく、身の心も生き生きと躍動するかのような坐禅を目指しているのであります

この試みがどのように実現されていくのか、

退屈で足が痛いだけの座禅でなく、呼吸法では自然と微笑みが湧いてきて、

座禅では純粋で清らかなエネルギーが湧いてくるのかしら。

 

難しい禅の語録がわからなくても、お話を聞き毎日の呼吸法を実践することで

その道にちかづくことができるのかしら。

 

私が実践したいと心から思う道になるのかしら。

 

人にはそれぞれ相応しいやり方、納得できる考え方があって

万人共通ではないと思います。

南嶺管長の試み、わたしもわくわくします。

 

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井の頭公園は真夏でも木陰は涼しかった