70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

録音図書追い込み 至らなさを受け入れて 優しくされた分人にも優しく

録音修正作業

録音図書が最終段階になりました。

2回目の校正をしていただいて、その修正もほとんど終りました。

校正の方に指摘された自分の癖がわかったところで、

最初から聴き直して修正をしています。

全体で11時間ですが、1.5倍速で聞くので数日で終わると思いました。

それがそれが、そんなわけにはいかないのです。

読み直しをすると、その前後も気になり、段落全部を読み直すことに。

会話文の「間」が少ないところが多い、

など気になるところが続出です。

 

修正しているところ

指摘いただいたことは、なるほどと思うことばかりです。

・疑問符がついていないのに語尾が上がる

・ブツブツ切れてしまう

・セリフが「かわいらしい、子供っぽい」

・引用文は前後に間を充分に開ける

・引用文は声の調子を変え、スピードに変化をつける

・引用文はリズム良く

 

後から修正するにしても全体に関わることが多く、

付け焼き刃ではどうにもなりません。

 

今の自分を受け入れる

今は声があまりにも違っているところや「間」の修正をしています。

全部を読み直すことは出来ないので、

自分で納得できるまでやったら、

これが今の自分の実力なんだと諦めることにします。

最後に編集校正の方に渡して完成となります。

 

先輩の方にお話を聞くと、

読み直したいと思うけど読み直しても同じなのよね、

とおっしゃいます。

そう、読み直してもそんなに上手に読めないんです。

 

初めての録音図書、私に担当させていただいたことに感謝です。

校正には数人の方が携わってくださいました。

未熟な私の録音だったので、校正は膨大な量になりました。

嫌になったんじゃないかと、心配になりました。

でもたぶん皆さん優しいから、そんなことはおっしゃらないでしょうけど。

 

私もこれから先輩になってちょっと上手に読めるようになっても、

経験不足の方に優しくしようと思います。

どんな場合にも、どんな人にも優しくしたいと強く思いました。

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