70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

『少しのイーストでホームベーカリー』高橋雅子著 お菓子パンはこれで作ります

イースト臭くない

図書館で見つけた本です。

普段のパンは天然酵母で作っています。

基本は全粒粉のパンで、白い小麦粉の配合は色々変えています。

時々天然酵母の元種が用意できないときは、イーストも使います。

イーストは早くできるのはいいのですが、

できあがったときのイースト臭が気になります。

この本の著者も同様に感じたようで、少ないイーストでのパン作りを工夫したのです。

 基本のふんわりパン 1斤用

 強力粉(キタノカオリ)250g

 塩 4g

 砂糖 12g

 スキムミルク 6g

 イースト 小さじ1/4

 水 90g

 牛乳 85g

 無塩バター 14g

 

長時間の天然酵母コースでのパン作りです。

本でおすすめのインスタントイーストはサフの赤色です。

 

材料の置き方

ポイントは材料の置き方です。

イーストが塩や水分に触れないようにです。

お粉を斜めになるように入れて、

塩や水分は下の方にイーストは上の粉に穴を開けて入れます。

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翌日全粒粉のパンもつくりました。

お粉のてっぺんに指で穴を開けてイーストを入れ、お粉で穴を塞ぐのです。

後はホームベーカリーの「天然酵母コース」にまかせます。

機械が動き出してすぐ、ちょっと蓋を開けて中を覗いてみました。

ひとかたまりになって、こねられています。

最初に材料を置こだわる意味があるのかしら?

なんて思ってしまいました。

できあがりは?

しっかり膨らみました。

イースト臭くなく、お粉の味がしっかりします。

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ミックスナッツとドライイチジク入り

 

お粉や水の違い 

本の中でおすすめの強力粉が「キタノカオリ」とありますが、

粉を選んで作ると、その個性が良くわかる食パンなのでしょう。

本の中に「粉の検証」というページがあり、

8種類の粉を同じ配合で焼き上げた検証結果があります。

味わい深くふんわりできるのは、「キタノカオリ」でした。

ふんわりしなくていいなら「南部小麦」が味わい深いそうです。

 

「水の検証」では、

ミネラル水、水道、牛乳、豆乳、人参ジュース、コーラ、ヨーグルトなどを

おいしくなる配合で焼き上げた結果も載っていたりします。

 

バリエーション

食事パンからお菓子っぽいスコーンまで、バリエーション豊かです。

天然酵母コースでスタートしてから3時間で取り出すことで、

マーブルパンが作れるそうなので今度挑戦しようと思います。

取り出した生地にシートを包み込んで、またホームベーカリーに戻すのです。

米粉を加えたもっちりパンのバリエーションに、「とうもろこし・しょうゆ」なんてのもありました。

おやつには市販のお菓子を買うのではなく、おいしくて変わったパンを用意したいなって思いました。

食べ過ぎ注意です!!