関口絢子さん
管理栄養士の動画、関口綾子のウェルネスキッチンより健康情報です。
50歳を過ぎているとは思えない、とても若々しい先生です。
かなり科学的に糖化について知ることができました。
糖化とは糖とタンパク質が結合して化学反応を起こし終末糖化産物(AGE)になることです。
一度作られたAGEは長く体内にあって、劣化したタンパク質を作り老化の原因になります。
コラーゲン繊維は特に影響を受け劣化してしまいます。
軟骨にAGEが蓄積すると軟骨が劣化、
血管にAGEが蓄積すると動脈硬化、
などなど、
AGEの蓄積が健康や美容に影響するそうです。
体内にどのくらいAGEがあるか(糖化現象)は、血液検査の
ヘモグロビンA1cの値を見るとわかるそうです。
血糖値が高いとは、血液中の糖が多い状態なので糖化のリスクが大きくなります。
だから糖分の取り過ぎ注意です。
結論として
アンチエイジングにはAGEを発生させない生活をしようということです。
食べてはいけない食品5つ
1 高脂肪動物性食品の揚げ物や焼き物
動物性脂肪に高温で焦げ目をつけるのがよくない
2 ファーストフード
高温の揚げ物が多い
3 ポテトチップス
芋類を油で揚げるとアクリルアミドという超悪玉AGEが発生する
4 加工肉
カリカリベーコンは最悪
5 ジュース類
清涼飲料水・ジュース・スポーツドリンク・ドレッシング焼肉のタレ
要注意なのは異性化糖(砂糖より安いので加工品によく使われている)
表示では「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」と書かれている。
勝間さんの推奨するお肉をソフト蒸しで食べる方法、
私も試してみようかしら。
食べ方で
揚げ物を全部やめるというのではなく、なるべく避けましょうという論調です。
良くないということをわかっていて、たくさんは摂取しないようにしたいです。
食べ方の工夫
・揚げ物・焼き物を食べるとき、クエン酸をプラスすることでAGEの発生が半分
レモン汁をかけるとか酢玉ネギ
生活の工夫
・血糖値を上げない食品をとる 精製してない食品
・食物繊維の多い食品から食べる
・空腹時に甘い物を摂らない 食後にする
・野菜や酢の物を先に食べる
・果物はジュースより生で
・酸化ストレスを増やさない
目新しくはない
情報としては知っていることばかりですが、
改めて食生活の大切さを理論的に整理できました。
口当たりのいいものを食べ続けることが健康を害すること、
肝に銘じたいと思いました。
料理研究家でもあるので、他の動画ではレシピがたくさん紹介されています。
ヘルシーメニューのレパートリーが増えそうです。