70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

声の可能性 声だからこそ伝わることもある 

仏陀

円覚寺管長さんと精神科であり僧侶でもある川野さんとの対談。

管長さんは今若い人たちと本を輪読しているそうです。


【お寺で対談③】声の可能性、セルフ・コンパッション/自慈心 | 林香寺住職/精神科医 川野泰周氏・臨済宗円覚寺派管長 横田南嶺老師

その時、黙読ではなく声を出す方が、読む方も聴く方も学びが深まるそうです。

仏陀もキリストも孔子も、教えは語られた言葉だったのです。

その場にその人がいて その人に語った 言葉が残されてきたのです。

円覚寺でも朗読会を定期的に開催し、管長さんも毎年朗読で参加しているそうです。

私が音訳で「読み」を学び「声を鍛えて」いるのは、いい流れに乗っています。

 

聴く読書の魅力

AmazonのAudibleの事も取り上げられました。

今は声優さんが吹き込んでいるけど

作者が読むことで新しい展開ができるのではと話していますが、

実際僧侶が自分の声で録音しているのがこの本 

原始仏教の僧侶、草薙龍瞬さん著者自身が、より理解が深まるように解説を交えて読んでいます。

私も寝つかれないときは、これを流していると安眠に引き込まれます。 

 

お経

 

川野さんはマインドフルネスを企業研修でも教えています。

その時一番最初に般若心経を読むのですが、

お経読むと、顔つきが変わって明るくなるそうです。

それまでの会社員の顔がから、背負ってるものが抜け落ちるようなのです。

一緒に声を合わせてお経を読む、そんな体験が今貴重なのでしょう。

お経でなくても、合唱でもかけ声(エール)とかでも同じでしょう。

声を出すとか声を合わせる、人間の精神への良い効果が確かです。

 

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植物の癒やし効果もエビデンスがあるはず