全裸の女性
音訳では録音図書作りの仕事もあります。
図書館の書籍を音訳してデイジー図書として国立国会図書館、サピエに登録されます。
全国の方に聞いていただくのですから、責任重大です。
勉強会では、グラフや表の読み方、写真の説明などをお互いに発表します。
正解はなくて音訳者のセンスに任されます。
本の中の挿絵です。
わたしは、「中央に裸の女性が大きな貝殻の上に・・・・」と説明。
他の人は「全裸の女性がホタテ貝の上に・・・・」とか色々。
先輩からの駄目出し
30年以上音訳を続けいて、週刊誌の音訳も定期的にされている方から講評。
・題名で「ビーナスの誕生」とあるのだから、中央にヴィーナスが・・・でいい。
・全裸と言うより「一糸まとわずとか他の言い方を考えましょう」
・少し調べれば、女性が着せかけているのはローブだとわかるはず。
(わたしの説明「大きな布をかけようとしている」)
どこまで調べて写真を説明するのか、経験を積んで学んでいくようです。
そして、言葉のセンスが必要です。
もっともっと本を読んだり、こうしてブログを書いたりして言葉を磨かなくては。
録音図書に挑戦
実はわたしも本を一冊読むことになりました。
まだまだ先のことだと思っていたのですが、薦められて受けました。
基本的に薦められたら受けると決めているのですが、ちょっと早計だったかと後悔。
でも、頑張る。
言葉を大切にして、聞いてわかるように頑張る。
形から入る人なんです。