70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

脳は何歳からでも鍛えられる 茂木健一郎の脳活用法スペシャル 

プロフェッショナル仕事の流儀

NHKの番組のDVDです。

10年前ですから茂木さんが若いです。

図書館でDVDと本を借りました。

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大人の脳も使い方で形も大きさも変わって来ることがわかってきたそうです。

使うとその部分が成長するのです。

タクシー運転手さんの脳は、地図情報の分野が突出します。

 

飽きるのは才能

人にも物にも飽きやすいのが悩みという人に答えます。

脳科学的に「飽きる」の解説です。

 

 脳はいつでも新しい刺激を求めるのだそうです。

だから刺激がなくつまらなくなると→ 飽きる

これは人間の脳のサガ(性=普遍的で多分に本能的な性分・傾向)なんです

ネオフィリア(=新しい物好き)と名前がついています。 

 

 動物にはなく人間だけが持っていて、だから人間は進化・進歩し、文明を発展させることができたのです。

 

じゃ、飽きないようにするためには?

他人を変えることを期待すること(=依存)をやめて

自分が成長し変わり続ければ良い

というのが、脳科学者としての茂木さんの答えです 。

飽きるとは変化するキャパシティがあるのだから才能だと思ってもいい。

 

問題は自分

幸せとか充実感を求めるとき、解決はいつでも自分の側にあるのですね。

 

外出自粛期間で家にこもる生活に、閉塞感に悩まされた人が多いようです。

わたしも、出かけることができずつまらないと思ったりします。

でも、環境を変えることはできなくても、自分を変えることはできます。

家の中、部屋の中でも変化させることはできます。

 

ルーチンになっていた家事を見直したり、当たり前と思っていた「もの」や「こと」に向き合って改善・改良を加えた方も多かったのではないでしょうか。

 

逆境をバネにする

本の中で、脳科学的には逆境のときほど脳は成長すると書いてあります。

失敗や困難に打ちのめされた経験が、どんなに人間をたくましく成長させるか 

の例がたくさんあります。

逆境だと思ったとき、脳が成長できるんだと思ったら気持ちが明るくなります。

また失敗したら、後悔するのが良いそうです。

後悔すると、次には失敗しないように工夫するからです。

失敗してすぐ忘れると、次も同じ失敗をしてしまいます。

失敗してくよくよ後悔の念から抜け出せないとき、次の失敗をしないための脳の活動だと思うことにします。

 

こんなふうに、脳科学の研究結果は上手に自分と付き合う方法を示してくれています。

 

アンチエイジング

脳科学でわかったこと、脳には限界がないということです。

何歳になっても夢を持ち、その夢に向かって前進している若々しい人がたくさんいます。

その人たちに共通しているのは、「今」に夢中になっていることです。

身体に故障が出てきても、仕事には手を抜かないプロフェッショナルたち。

「今」にどれだけ夢中になれるか、が脳の若さのバロメーターともいえます。

挑戦し、学び続けて脳を若々しく保つことがアンチエイジングです。

 

過去を大事にしすぎると、思考は守りに入り、行動も消極的になる

シニアの陥りやすい落とし穴です。

昔の栄光よりも、今の楽しいことです。

そういえば、仏教の佐々木閑 先生も脳科学と宗教について書いていました。

 

脳科学と宗教とか

人間が宗教に求めるものは、脳科学で解明されるかもしれないという話です、

今私は読んだ本が他の本と関連しているのを見つけると、楽しくてたまりません。

なんだか手当たり次第に読んでいたものが、だんだん形になってくるようなわくわくした気持ちになるのです。

 

インプットにアウトプットが追いつきませんが、ブログを使って記録していきます。

記録は記憶につながります。

 

茂木さんも頭に記憶するには、たくさんの手段を使うのが良いって言っています。