60歳過ぎても進化中 ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。60歳過ぎてヨギーニをめざしています。

お釈迦様はバラモン教の何を否定したのか 佐々木閑先生の講義から

仏教の新しさ

お釈迦様はその頃インドで信じられていたバラモン教では、自分の悩みは解決できないと苦悩します。

そして、悟りを得た後自分の教えを広めて仏教として成立します。

お釈迦様はバラモン教の3つの教えをすべて否定します。

その新しさは、今でも合理的なことに驚きます。

改革者とし先駆的だったのに、インドでは仏教は衰退しバラモン教の教えを基礎とするヒンドゥー教が優勢になってしまいます。

 旧勢力、権力維持勢力が強いからかしら。

 

バラモン教と仏教の比較

バラモン教:梵(ブラフマン梵天)が宇宙を支配している

仏教:宇宙は如何なるものにも支配されていない

 

バラモン教ヴェーダを根本聖典とし絶対の権威とする

仏教:一切の聖典を持たない

   経典は一人の人間(釈迦)が知り得た宇宙の真理を教えてくれている教え

   悟るための方法も教えてくれている

 

バラモン教:生まれついてのカースト身分制度)がある

仏教:修行者はカーストなど身分や男女の性差もなく平等

 

 

仏教の中にもバラモンの神が

仏教の中にもバラモン教の神様がいます。

梵天様や帝釈天です。

これを佐々木閑さんが解説しています。

 

同じことばでも違う概念で使うことが「よくある」とのことです。

バラモン教では絶対神梵天も、仏教では仏様に追随する神様になっています。

このように同じ言葉が、違う世界観では違う概念として使われることに気をつけましょうとのことです。

「出家」とか「尊師」とかもそうですね。

「僧侶」が妻帯しお酒を飲むなんてことも、日本だけの特殊性です。

 

宗教の世界では、こういう細かいことも知っていないと道に迷います。

ヨガ哲学でも、アートマンとかブラフマンが出てきます。

その意味がよくわからなくて、ポワッとした理解しかできません。

 

インド哲学、ヨガ哲学、仏教哲学、うろうろ廻りながら理解を深めたいです。

 

この回を参考にしました。


佐々木閑「仏教哲学の世界観」1-(6)

 

先輩のお写真をブログに使う許可を得ました。

季節の植物に詳しい方なので、楽しみです。

 

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撮影者 伊藤精美