中村天風
天風会のオンライン講習会に参加してから、中村天風の著作を読みなおしています。
その中に病気について、どんなに病気のことを勉強しても病が治らなければ意味がないと言うことが書いてあります。
腎臓病の人がいくら腎臓のことを勉強して詳しくなっても、自分の生活と精神が変わらなければ病気は治りません。
今のコロナのことでも、毎日テレビのワイドショーをみて感染者数を数えていても、
自分がコロナに勝てるわけでもないです。
それよりも、今でもできることとか、コロナ収束後の世界はどんな風になるかを考えて、そのための準備に心も時間も使った方が良いです。
オンライン会議の参加とか、各種デバイスの使い方などです。
動画配信のサービス
天風会では定例のセミナーや行修会が開催できない代わりに、youtube動画の配信をすることになりました。
今週末から配信されて
チャンネルは
【公式】中村天風財団・公財 天風会
Youtubeチャンネルへアクセスしてください。
https://www.youtube.com/channel/UCQl3McRMLtGBKvma3Z2ANig
今週の内容は
【天風哲学の概略を学ぶ】
5/16(土)13:30公開
これが「自分さがし」の答えです (概論1)
(30分)
講師:宮井芳行
5/17(日)13:30公開
これがいのちの力です (概論2)
(30分)
講師:宮井芳行
【いのちの本質を学ぶ】
8回くらいのシリーズで続くそうです。
コロナによる緊急事態宣言は良くないことですが、中村天風の教えをこのような形で聞くことができるのはありがたいことです。
天風の本の中に書いてありました。
人間は自分では気がつかないけど崖っぷちに立っているんですって。
いつまでも平和で穏やかな日常が続くってことはないのが当たり前。
どんな事態になっても、絶対積極で運命に立ち向かっていく強さがあると信じて。
その強い心と体を作るのは、自分の心の置き所
「清く、尊く、強く、正しく」という積極的態度で終始することです。
暗示をかけるための誦句(しょうく)=真言のようなマントラのようなことば
があるのですが、いかにも明治の人の単語と言い回しです。
今の若い人たちには、取り入れることが難しいと思います。
哲学その物はいいとおもうんですけど。
動画配信を始めて、天風会も若返ることができるかしら?
コロナで世の中大きく変わる可能性を、こんな所にも感じます。