図書館のメニュー
いつも利用する図書館のメニューを見ていたら、
ベストオーダー・ベストリーダーという項目があります。
良くリクエストされている本と、よく読まれている本ということです。
それらは、貸し出し中が多いのですがタイミング良く借りることができました。
『コンビニ人間』 村田沙耶香 著
芥川賞受賞作品で、以前から読みたかった本です。
面白かったです。
軽くテレビのドキュメンタリー作品のように読めました。
コンビニの裏側の実録ものみたい。
でも、問いかけてくるものがあります。
「普通」って何?
どうして同じでないと矯正されてしまうの?
同じ側にいないと恐れられるの?
本当は主人公と同じ思考回路を持っているのに、隠しているのかもしれないと思わされます。
多様性というなら、こういう人がいてもいいのでは。
『97歳 幸せな超 ポジティブ生活』 鮫島純子 著
題名にひかれて借りてみました。
この人のこと知りませんでした。
本屋さんでも見かけたことがないような。
渋沢栄一のお孫さんで、学習院を出ているけど質素倹約の生活をしたとのこと。
そういう意味では堀文子さんと相通じるところがあります。
健康で幸せに暮らす秘訣が書いてあります。
今まで私が読んだヨガや仏教の教えと重なることが多かったです。
・感謝すること 何があっても「ありがとう」
・前向きに生きる
・肉体はこの世の借り物で、魂は輪廻転生する
・姿勢良くすれば健康になる
などなど
「いくつになっても自分磨き」は参考になりました。
45歳で自動車免許、70台になってから本格的に水泳・水墨画。
80歳から社交ダンス、90代でヨガを始めたそうです。
こんなお話を読むと、私もまだまだと思えます。
命がある限り人様のお役に立ちたいと、講演活動などなさっているとか。
私も20年くらい大丈夫かしらと思えてきます。