オリジナルで
友人に頼まれてエプロン制作。
見本のエプロンがあって、サイズを変えます。
友人は小柄なので、丈を短くしてポケットの位置も上にします。
彼女はアルツハイマーの夫さんの介護をもう何年もしています。
献身的にリハビリに付き添う姿に頭が下がります。
何か欲しいものがないかお聞きしたら、エプロンが何枚でもほしいとのことです。
それも、介護の時邪魔にならないようにぴったりしていて、ポケットにはスマホが楽に入るように深くしてほしいとの希望です。
早速制作
簡単に作れるかと思いましたが、実際は思った以上に手間がかかりました。
生地が薄いので、要所要所に接着芯を貼りました。
胸の見返しと吊り紐、脇のバイアステープの重ね具合を慎重にシミュレーション。
後ろの紐の横に渡すベルトも、できあがってから不具合を見つけて縫い直し。
実際に身につけて、始めてわかることもあります。
でも、たくさん袋物を縫ったので、ふちをきれいに縫うのはわりとできたと自画自賛。
うれしい
たくさん縫うと、ミシンの針目がきれいにできてうれしくなります。
介護生活の彼女のためになにかしたい、と言う気持ちで申し出たのですが、
かわいい柄にわたしが癒やされます。
始めてボタンホールも取説を見ながら作ってみました。
とても簡単なのでびっくり。
また一つ技を習得!
お礼にと庭で取れたお野菜をいただきました。
おいしいおせんべいも一緒に。
「縫えたのがうれしい」と言ったら、
「食べてくれたらうれしい」と言ってくれて二人で笑いました。
ミシンを買ってよかったと思う出来事です。
次は何を作ろうかしら。