ここにもシンクロが
翻訳した松本侑子の本もたくさん読みました。
ネットで彼女について調べていたら、思いがけない発見があったのです。
私が使い始めた手帳、アクションプランナーの考案者佐々木かをりさんとの対談です。
旧知の間柄
おふたりは、テレビの「ニュースステーション」という番組スタッフとして旧知の間柄だったのです。
松本さんが23歳佐々木さんが27歳の時から。
若くして華々しく活躍されていたんですね。
そして、おふたりとも女性が
「女性らしさを殺すことなく、人間としても豊かにくらす」
ことを大切にされていると思います。
大切なこと
松本さんはかなりの美貌をお持ちです。
テレビ出演やCMのオファーがたくさんあるそうです。
でも自分は活字の人間だからと、関係のないものをすべて断っています。
なかなかできることではないです。
テレビに出れば、収入もたくさんです!
松本さんは、自分が大切にしたいことが何かがはっきりしています。
文学賞を受賞後、執筆に専念するために東京を離れたそうです。
インタビューの中でこのように話しています。
- 佐々木
大阪に移ったっていうのは、賞を取った後ですよね。
- 松本
ええ。20代の後半です。東京にいると落ち着いて書けないと思って、大阪の山の近くの静かな所に引っ越しました。
- 佐々木
そうだったね。
- 松本
大阪へ行って『赤毛のアン』の全文訳をしたんですよ。「好きなだけ本が読めて、一番好きな執筆に努力できれば、それで幸せ」。それは今もわたしの人生観の基本です
『赤毛のアン』の全文訳をしたときは、こんな風に背水の陣で、でも愉しみながらの時間だったのだとわかりました。
おふたりとも、これからも注目していきたい女性です。