追悼番組
NHKの「こころの時代」の録画を見ようとしたら、堀文子さんの追悼番組でした。
今年の2月5日100歳で逝去されたのだそうです。
堀さんの生き方は強くて美しくて、素晴らしいと思います。
彼女の一生のモットーは
群れない
慣れない
頼らない
そして変化し成長し続けた一生でした。
堀文子: 群れない、慣れない、頼らない (別冊太陽 日本のこころ 267)
- 作者: 別冊太陽編集部
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2018/10/29
- メディア: ムック
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本の取材
知人の本の取材に同行して、大磯の堀文子さんの自宅に伺ったことがあります。
この本の取材です。
もう10年以上前のことですが、そのときのことははっきり覚えています。
ランチを用意してくださって、一緒にビールもいただきました。
宝物
訪問と会話は、私の一生の宝物です。
たくさんの言葉をいただきました。
50代だった私に、
「今からでも一つや二つ頑張ったら、専門家になれますよ。」
といってくださいました。
新しいことに挑戦するとき、いつでもこの言葉を思い出します。
他にも
「私は、昨日より1ミリでも成長したいと思って生きています。」
「老後のためと思っていたお金は、木を守るために使ってしまったの。」
「500年も生きた木を切ってしまうことなんてできない」
とってもきれいな方なのに
「私の顔はお猿みたいに不細工」と言っていたのが印象的でした。
見事な生き方
柳澤桂子さんの言葉に堀文子さんの作品を組み合わせた本があります。
本を持参して、堀さんのサインをいただきました。
堀さんは柳澤さんのことを
「日本の宝です」とおっしゃっていました。
お二人とも、「日本の宝」です。
お二人が、私の尊敬する女性です。
見事な生き方をしていると思います。