小さいころ
両親が忙しく孤独だったターシャ・チューダーは、子供のころは人形遊びと読書に夢中だったそうです。
シェークスピアやモンテーニュをたくさん読んでいて、彼女の生き方に大きな影響を与えています。
モンテーニュは16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者。
主著『エセー』は、現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた本です。
孤独について
ターシャの映画で紹介されていたモンテーニュの言葉があります。
38章 孤独について
この世で最も素晴らしいのは、
自分が自分のものと知ることである
The finest thing in the world is knowing how to belong to oneself.
Michel de Montaigue
Of Solitude
彼女はまさしく、彼女自身の望む生活を得ました。
そのために孤独も引き受ける強さも持っていたのだろうと思います。
がんこな人だったでしょう。
自分とは
彼女の本で『喜びの泉』には彼女の選んだ先人の言葉がたくさん載っています。
- 作者: ターシャテューダー,Tasha Tudor,食野雅子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 1999/11/17
- メディア: 単行本
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この本のアマゾンでの解説は
喜びをつかみなさい―シェークスピア、ワーズワース、エマーソン、ソローなど、作家や詩人の言葉に、絵本作家ターシャ・テューダー(1915年生まれ)の美しい絵を組み合わせた『喜びの泉 ターシャ・テューダーと言葉の花束』は、私たちにそう語りかけます。
私はKindle版がでているこちらを購入しました。
彼女自身の言葉がたくさん載っています。
添えられたターシャとお庭の写真が素晴らしくて、スクリーンショットをiPhoneの待ち受けにしました。
大型本ということですが、スマホの画面でも十分写真を楽しめます。
- 作者: ターシャテューダー,Tasha Tudor,Richard W. Brown,食野雅子,リチャード・W.ブラウン
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
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夢を見て行動すること
ターシャは夢を叶えるために行動することが、自分を生きることだと繰り返し語っています。
振り返って私は、どこかに行きたいと思っていても、なかなか行動に移せません。
時間がないわけでも、お金がないわけでもありません。
私の考えているのは、本当に小さなことです。
お正月七福神回りをしたいと思いつき、行けばいいのに頭の中で思っているだけ。
何年も高野山に行きたいと思っているのに、具体的に計画をしていないこと。
動き出さないのは怠惰ってこと。
ターシャはいつだって何かしています。
「怠け者の手は悪魔の遊び場」
なんですって。
きれいな場所で暮らしたいなら、手を動かし掃除をすればいいのです。
これからは、スマホの中にいれたターシャに見張られているとからと、頑張れるかも。