書家に習う
幸せなことに、書家の先生に書の指導をしていただく機会があります。
*硯などは実家に残っていた父の遺品 水入れは父が作った渥美窯の壺
今日の作品はわたしのTシャツ
無印の白シャツに、古代文字の「光」をいくつか金色で書いてみました。
人が火を頭に掲げているのが、もともとの意味だそうです。
そこで火の部分をアクリル絵の具を使って赤、頭に当たる部分は茶色、胴体に黄緑を入れて。
楽しくかわいくなりました。
楽しくかわいくと言うのが、私の心なんです。
書は心を写すものだから。
先生が名前の一文字を入れてくださったので、ぐんと出来がよくなりました。
どんな線にも意味がある
数ヶ月に一度の書道なので、最初は筆になれるために紙にたくさん練習しました。
筆の入れ方、心するポイントを先生が一人一人レクチャー。
いい加減に書いた線は、先生にすぐ見破られます。
添削をしながらの先生のお話が、とても哲学的なんです。
「ここはどういう気持ちなの??」
「優しい性格がとてもでているけど、こうした方がもっとおもしろいでしょ!」
「すべて線には意味があるのだから、ここは閉じなくてはおかしいでしょ」
いつか正座で写経をしたい、が私の夢です。
ヨガで膝が治ってきて、正座はできるようになりました。
家で筆を持つ時間を作ることが次の目標です。
今回楽しく筆を持つことができたので、家でも墨をすりたくなりました。
ヨガは動く禅、
書道は瞑想の時間、
どちらも哲学があるはずです。
庭の彼岸花です。
必ずお彼岸の頃に咲いてくれます。
自然の不思議さとありがたさ。