70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

筆を持つのが楽しい 字を書くことには哲学がある

書家に習う

幸せなことに、書家の先生に書の指導をしていただく機会があります。

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*硯などは実家に残っていた父の遺品 水入れは父が作った渥美窯の壺

 

今日の作品はわたしのTシャツ

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無印の白シャツに、古代文字の「光」をいくつか金色で書いてみました。

人が火を頭に掲げているのが、もともとの意味だそうです。

 

そこで火の部分をアクリル絵の具を使って赤、頭に当たる部分は茶色、胴体に黄緑を入れて。

楽しくかわいくなりました。

楽しくかわいくと言うのが、私の心なんです。

書は心を写すものだから。

 

先生が名前の一文字を入れてくださったので、ぐんと出来がよくなりました。

 

どんな線にも意味がある

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数ヶ月に一度の書道なので、最初は筆になれるために紙にたくさん練習しました。

筆の入れ方、心するポイントを先生が一人一人レクチャー。

いい加減に書いた線は、先生にすぐ見破られます。

添削をしながらの先生のお話が、とても哲学的なんです。

「ここはどういう気持ちなの??」

「優しい性格がとてもでているけど、こうした方がもっとおもしろいでしょ!」

「すべて線には意味があるのだから、ここは閉じなくてはおかしいでしょ」

 

いつか正座で写経をしたい、が私の夢です。 

 

ヨガで膝が治ってきて、正座はできるようになりました。

家で筆を持つ時間を作ることが次の目標です。

今回楽しく筆を持つことができたので、家でも墨をすりたくなりました。

 

ヨガは動く禅、

書道は瞑想の時間、

どちらも哲学があるはずです。

 

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 庭の彼岸花です。

必ずお彼岸の頃に咲いてくれます。

自然の不思議さとありがたさ。