ヨガでの正座
ヨガは瞑想の準備体操の一面もあります。
瞑想のとき、何時間も座り続けることができる体を作るのです。
座り方にはいくつかあり、正座もその一つです。
サンスクリット語ではバジュラアサナといいます。
消化を助けるといわれ、ヨガセンターでは足のトーンを整えるためと説明されます。
柔道整復師も勧める正座
機能性表示食品に力を入れるグリコのHPで健康関連の記事が載っています。正座の効用について柔道整復師の金聖一氏が語っています。
なるほどと思うことがたくさんです。
気になったのは、ただ正座をするだけで背筋が伸びるという点です。
正座といっても背筋が曲がっていたり、骨盤が垂直に立っている必要があります。
そうしてこそ、効用があるのです。以下にその要点を書きます。
姿勢を正すことにより、胃腸への圧迫が少なくなる
普段から猫背気味の人は、胃や腸が前に押し出される状態が続き、正常な位置に収まっていません。正座をして背筋をピンと伸ばすことは、胃腸を正しい位置に戻し、負荷を軽くして、消化機能が十分に働くようにする効果があります。
猫背だと、胃や腸はへこんでいると思うのですが、圧迫されているのは違いありません。それ以外にも、下腹部や胸も広がって内臓全体の機能も良くなると思います。
胃腸への血流を改善する
正座して足を折りたたんだ状態では、下になったふくらはぎが圧迫されますが、ふくらはぎは『第二の心臓』とも呼ばれ、心臓から送られてきた血流を下半身全体に行き渡らせる重要な部分。このふくらはぎの血管を一時的に圧迫すると、それを補うために血液を送り出す働きが活発になります。
アイアンガーヨガセンターでは
ブランケット3枚とベルト4本を使って、がっちりとしたバジュラアサナをします。
ベルトは太ももに2本、かかとと膝上にも使って固定します。
私の場合はそれに、ブランケットの枚数を増してボルスターも使うスペシャルバージョンです。
バジュラアサナの後でヨガムードラがシークエンスで入るからです。