70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

肩甲骨にフォーカス

私の肩甲骨

私の肩甲骨は「中に埋まっている」状態です。

これは30年くらい昔に初めて旅先でマッサージをお願いしたとき、

私の体を触ったマッサージの方が驚いて口にした言葉です。

以後、ずっと言われ続けてきました。

肩甲骨ほぐしが体にいいと言われて、動かそうと試みては断念(失念)していました。

 

下に下げて中に押し込む

 

ヨガセンターでも、肩甲骨へ意識を向けるよう指示があります。

胸骨を広げるためには、肩甲骨を中に入れる必要があります。

ただ、体の中に入れるのではなく、まず下に下げてから中に押し込むという説明がありました。

背中はあくまでも下に流す意識を持ち、肩甲骨を下にします。

すると、自然にわきの下は後ろから前に旋回する動きになり、二の腕の外旋にもつながります。

 

この一連の動きで、体を整えていくのだとわかります。

 

触ってペアワーク

練習で肩甲骨にフォーカスした日のことです。

二人組になってのペアワークで、お互いの肩甲骨を触りました。

 

私の肩甲骨は・・今もって肉に埋もれていて探しにくいです。

 

とてもきれいに肩甲骨が外目にもわかる方もいます。

 

ついている肉の量の関係だけでなく、骨格が違うのかしらと思いました。

それとも、修練の成果かしら?

 

骨に気づく

肩甲骨を触ってもらったことで、自分の骨の存在をより一層意識することができます。

「足の裏の三点を押す」と繰り返し指導されていますが、これも三点の「骨を押す」ところまで意識を届けさせるのが目標です。

 

アイアンガーグルジは解剖学も参考にアイアンガーメソッドを作り上げられたそうです。

 

かかとと足の付け根をまっすぐに、というのは、骨格見本がそのように立っているからです。

 

筋肉がない骨だけの状態でも立っていられるアライメントが、人体にとって正しい姿勢ということなのでしょう。

 

肩甲骨という視点から、骨で構成されている私の体という意識が出てきました。

 

骨を意識するって、私の体を内側から見ているんですね。

 

内観ともつながりそうです。

 

新しい発見が続きます。