70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

アイアンガーヨガ スペシャルケアその4 ひざに頼って傷めていた 

傾斜板で

ヨガセンターではアサナに入る前の準備として傾斜板に乗ります。

そのとき、ひざを引き上げてももを骨に押し付けるのですが、最近はその時力を入れるとひざがミシミシいうようになりました。

 

力がついてきたからだと思っていたのですが、どうもそうではないようです。

 

ひざにばかり力が集中していて、ももが使えていないのです。

 

このまま続けていたら膝をもっと悪くしてしまうところでした。

 

スペシャルケアで、このことがはっきりわかりました。

 

かかとから足の付け根

ついつい意識が届きやすいひざばかり使っていました。

先生のアドバイスは、かかとから足の付け根までのラインを意識するということです。

 

ひざで途中下車しないのです。(これはわたしの表現)

 

かかとを押しその力をまっすぐ足の付け根まで持っていきます。

ウッティタ・トゥリコーナアサナも、大きく曲げないでそのことだけを意識して練習してみなさいと言われました。

 

すぐに練習でできるようにはならないのですが、意識の仕方がわかりました。

 

ももを骨に押す

かかとと足の付け根をつないでから、太ももを骨に押します。

ひざを引き上げる前に、太ももの筋肉を使うというのですが、これができません。

 

観察してみたら、太ももにも私の命令が伝わっていません。

 

これからの練習の課題です。

 

全体を使わず、ひざなどの一カ所に負担がかかってしまっているのが痛みの原因です。

 

ももを意識するために

なかなか意識の届かない太ももを鍛える方法を考えました。

ちびベルトを締めることも、意識するためには有効なようだからこれからも立ちポーズの時には使うことにします。

 

アサナをするときに、ひざを上にあげることより先にかかとと足の付け根をつなぐようにして太ももを押すようにします。

その結果として膝が上に上がっているという意識です。

 

 

ももの手入れ

ももは力を入れていない時は柔らかくて、力を入れると固くなります。

純子先生の太ももで、両方の違いを実際に触らせてただきました。

 

冷え性だったりすると太ももは固いのだそうです。

普段は柔らかいほうがいいのだから、ほぐしてあげることにしましょう。

 

力を入れても、あまり固くならない私の太ももですが、これからどんなふうに変わっていくかを楽しみにすることにします。

 

部分と全体

今の私の痛みはひざですが、原因はひざの使い方だけではないでしょう。

 

全体の身体の使い方のゆがみというか、正しくない癖が一番弱いひざの痛みとして出ているのだと思います。

 

ただ、ひざのためというのではなく、身体全体をアサナで整えていくことが大切です。

 

部分は全体をあらわしているってインド哲学でもあったような気がします。