アイアンガーヨガ
アイアンガーヨガの大きな特色は3つあります。
プロップスの使用
きまったシークエンス
アライメントの重視
プロップスはボルスターやベルトがありますが、それだけではないという学びがありました。
息も使って
自分の呼吸を使ってアサナを深めることができるということです。
だいたい「吐く」時にアサナを深めるようです。
座るポーズの時には、坐骨を感じて坐骨で座るようにします。
その時吸う息で胸を広げ、吐く息は坐骨に降ろすようにします。
身体を伸ばすとき、曲げるとき、捻じるとき、吐く息も味方につけて道具にします。
吐く息とともにアサナを深めると、身体に無理なく安定したポーズをとれるようになるという指導です。
手も足も使って
この頃よく練習するヴィーラバドラアサナⅡで前足を90度に曲げていくとき、広げた両手をまっすぐ1本につなげます。そして、手の強さで上半身をキープして下半身の安定の補助をするというわけです。
手を強くしないと、バランスをとるのが難しく疲れるポーズになってしまうのです。
特に後ろ側になる手と足にしっかり意識を置くことが繰り返し指導されます。
ポーズの完成形ばかりを求めていたころ、後ろ脚なんて気にしていず、力も入っていませんでした。
前足90度、が一番の目標であとはだんだん直っていくだろうと思っていたのです。
ヨガセンターで「後ろ足のかかとを押して!」と言われたとき、そんなことできない、かかとなんて感じられない私でした。
この頃ようやくかかとの存在が感じられます。かかとを押そうとすると、身体が痛くなります。
いままで、そういう身体の使い方をしてこなかったことが良くわかります。
手と足をしっかり使っての厳格なアサナが、アイアンガーの特色です。
眼も道具になる
ねじりのポーズの時は、眼だって道具になります。
顔もそして眼も後ろに向けることでポーズが深まるのですから。
コーンケイブで背中をへこますときも、眼が大事になってくるのではないかしら?
椅子を使ってのハーフウッターナアサナに入るとき、両手をあげて胸から降りていきます。胸も顔も前に前にと伸ばすように倒してコーンケイブの態勢をとるとき、眼もしっかり斜め上を見たほうがいいと思います。
それって、ちょっと顔ヨガみたいですね。
(あっ、これもアンチエイジング)
ヨガの学びは続きます。