70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

鎌倉旅行1日目



鎌倉と漱石

ポッと一人で自由にできる時間ができて、鎌倉にでかけました。

家でのんびりしているより、行動してみようと思い立ちました。

高野山に行きたいと思っているけど手始めに近場の鎌倉へ

・出かけると体調を崩してしまう虚弱な体質の訓練とか見極め

漱石が参禅した場所に自分も佇んでみたい

・社寺を観光するのではなく、写経や参禅体験で心の清らか体験をしたい

 

頭の中であれこれこねくり回しがちな私ですが、こんな風に行動するのもヨガなんだと思います。

ヨガセンターでは、苦手だったり初めてのアサナも「するしかない」のです。

何処に行ったらいいのか先達もない一人旅。

たくさん回らなくても、漱石の「門」で描かれたお寺に行き、「こころ」で主人公が先生と出会った鎌倉の海岸を見る、それだけでもいいと思っての鎌倉行です。

 

円覚寺


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朝11時前には北鎌倉の駅につき、拝観料を支払いながら写経したい旨を申し出たところ、なんと今日は急な法要で写経がないとのこと。

冷たい雨の中を遠くから来たのにと気の毒がってくださり、300円の拝観料を返金してくださる鷹揚さに感謝。

雨では見るところも少ないだろうからというのですが、せっかく来たので返していただいた300円をロッカー代に使わせていただき境内を散策しました。
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春の座禅会が1泊で行われていました。

次回は私も座禅体験をここでしたいと思います。

案内があります。


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桜はまだでしたが、山肌にたくさんの花木が植えられています。


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境内にはたくさんの建物があり、それぞれ趣があります。

個別に拝観料がいるところもありますが、ここは無料でした。

たくさん回らなくても、この小さなお堂とまわりの自然を眺めているだけでも2,3時間はいられそうです。もっともこの日は冷たい雨で、じっとしているわけにはいかないのが残念でした。


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塀越しにお茶室を見ることができました。

古都鎌倉、北鎌倉のお茶室、小説の世界だなぁと思っていたら、ここは確かに小説の舞台になっていました。

 

川端康成の「千羽鶴」ゆかりのお茶室だそうで、特別公開中でした。
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次回は是非リベンジで写経体験をしたいと思いました。

上の方の弁天堂に展望台と茶屋があるそうで一休みしたかったのですが、寒いし膝の具合を悪くするのが不安でやめました。鎌倉は階段が多いようです。ひざを痛めないよう用心しなくてはいけません。

 

 

東慶寺
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お花で有名なお寺だということは知っていました。

お花を楽しむだけでも、毎回訪れたいと思います。

 


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お花を見に来てください、というパンフレット。

お花で訪問客をもてなそうという配慮がここそこに見受けられます。


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山門からしばらく歩いて振り返ってみたところ。

両側にたくさんのお花が整然と植えられ、名前も紹介されています。


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墓地の中はアジサイが多くて、花芽をつけているようです。

 

春のお彼岸から日がたっていないせいか、墓前にきれいなお花がたくさん供えられていて、花のお寺という印象が強く感じられました。

有名な人のお墓も多いようですが、探せませんでした。

 

ここは季節ごとに何度も訪れたいと思えるお寺です。お墓探しは次回のお楽しみにします。


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アジサイの季節は人がたくさん来るでしょうね。

 

今日は寒くてお花も少ないけど、ゆっくり回ることができました。


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あと、「縁切り寺」としても有名です。

実はお土産によさそうなポストカードや便せんがあったのですが、購入を控えました。

「縁切り寺」のお土産はその人との縁を切りたいのではと、もらった人が気を回す恐れがあったからです。

ちょっと縁をはかなくしてしまっている人にと思っていたので、よりによって東慶寺のお土産ではなんだか深読みされてしまいそうなので、やめておきました。

他でもお土産はあるだろうから、無意識に心に波風立てないようにの配慮です。

 

でも、購入意欲をそそる趣のある花たちの小物がたくさんありました。

自分のためにもちょっと買い物したらよかった。

これも次回のお楽しみ。


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建長寺
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冷たい雨が降り続き、身体が冷え切ってしまいました。鎌倉駅行きのバス停があったのですが、時間が合わなかったので建長寺を参詣しそのまま鶴岡八幡から小町通りまで歩き続けることにしました。
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結局北鎌倉駅に10時ごろついて、鎌倉駅まで寺社を巡りながら数時間の散策をして、江ノ電に乗りました。

 

 

ホステル

初めてゲストハウスというかホステルに泊まりました。

WeBase鎌倉というきれいで近代的なホステルです。


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急きょ探したのですが、併設したヨガスタジオがあり「ヨガ受け放題」というプランがあったのが、最大の決め手です。

宿泊当日の16時からと、あくる日朝8時からのレッスンを申し込んでおきました。


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江ノ電由比ヶ浜」の駅からも数分、浜辺にも数分という便利なところにあります。


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コンビニも歩いて10分以内。次の日の宿泊予定施設にも徒歩10分くらいなのも好都合でした。

朝食前に浜辺を散歩しました。

気持ちよかった!!

 

フロントのスタッフは若くて、とてもフレンドリー。

和菓子つくりのワークショップを開催していたり、外国のゲストも多いようです。

メッセージボードには各国の言葉で、楽しかったよと書いてあります。

 

チェックインは4時からでしたが、3時ころついてロビーで休憩、4時からのヨガレッスンを受けました。

ロビーには読み物があり、レンジや湯沸しポット、冷蔵庫が用意されていました。

ゲストハウスでは、名札が用意されていて、それをつけて冷蔵庫を使えることが、帰るころに発見。

(う~ん、次回はもっとかしこく使いましょう。飲みかけの飲料パックを無理して飲み干してしまった私でした。部屋では飲食できないからと。)

 

 

ドミトリーで二段ベッド初体験

二段ベッドで4人部屋でした。隣室も同じつくりのようで2室で共通で使うトイレと洗面所がついていました。

他のお客さんがくるかと身構えていたのですが、結局来なくて一部屋貸切状態で快適でした。

フロントで、今日は何人ですかって最初に聞いておけばよかった。

でも、直前予約も入れるかもしれないから、答えられないかなっても思ったり。

 

相部屋でもと覚悟していたけど、カーテンを開けたままの着替えが出来たりドアの開閉の音がないなど、本当の意味でのドミトリー初体験ではなかったです。

 

外国にバックパックでの旅行とか、インドでのヨガ修行とか、もしできたらと妄想しているので、そのための準備段階の宿泊体験とも思っていました。

ちいさな第一歩を踏み出した気持ちです。