70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

身体は魂の乗り物だから

ヨガでは


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    *近くの畑の一角が花壇になっていました

インド哲学では、自分というのは「身体」でも「心」でもなくてもっと本質的な「魂・真我」(アートマ)なのだということです。

「心」が自分でないということは、ちょっとわかりにくいですね。

「心」こそ自分のようですが、実は心は動揺しやすく流されやすく、制御しがたいものです。それ故に不安になり苦しむことになります。

『ギーター』にも、心は自分の敵にも味方にもなると書いてありました。

 

真の自分に目覚めたら、そのようなことがなくなり、心穏やかに暮らせるはずです。

 

そして、「身体」も魂を載せる乗り物のようなものだとたとえられます。

うちこさんが良く例に挙げる「ママチャリかスポーツタイプの自転車」かいろいろな持って生まれたタイプはあるけど、メンテナンスと乗りこなしようで、性能は変わるのです。

古くなったママチャリでも、メンテナンス次第で充分長い悪路を乗りこなせるでしょう。

私はそのメンテナンスをヨガでしているのだと思います。インド哲学を学ぶことは、そのメンテナンス方法を学ぶこといえるかもしれません

ひざの怪我

ひざを痛めていて、日常の所作にも支障が出るくらいになりました。

階段を降りるときだけが痛かったのが、昇るときも右足をかばうようになってしまったのです。

それは、困ることなのですが、悪いとばかり思わないようにしています。

 

痛いのが片方だけでよかったと思います。

両膝が痛くなって歩けなくなったらもっと困ります。そうなることだって可能性としたらあるわけです。

身体の使い方が悪かったのです。丁寧に身体の様子を見て、感じて、判断することをさぼっていたことの結果です。

 

だからこれからどうしていくか、を考えることにしましょう。

身体の様子を聞きながら、自分の頭で考えていこうと思います。人任せ、ヨガの先生任せでなく、自分の感度を鋭く判断力を高めていきたいです。

 

例えばひざが腫れているから、アイシングをしたほうがいいという方がいます。

以前通っていた井本整体の理論では、とにかく温シップで温めることが重要だと言われていました。

冷やしたらいいのか温めたらいいのか、両方やってみました。

1回ではどちらも効果てきめんというわけにはいかなかったです。

腫れている間は、アイシングがいいかもしれないと思うのですが、もう少し調べてみます。

 

ひざをかばって歩かないほうがいいのか、痛くてもある程度使い続けていたらいいのかも考えています。しゃがむのは痛いのですが、歩くだけなら痛くないからです。

 

判断に苦しむ所ですが、人のせいにしないで自分で判断するようにします。

その結果は自分が全部引き受ける覚悟をしてです。

 

それでもヨガ

ひざを痛めていて、ヨガのレッスンに行くことはどうなのかしらと考えてしまいます。

レッスンに行ったからひどくなっているとは思いません。

たくさん歩くことと、どちらが膝の負担になっているかわかりません。

でも治っていない現状では、アーサナでどうしても膝を使ってしまうので控えたほうがいいのかもしれないです。

実際、チャイルドポーズや正座をすると、かなり痛いです。レッスンに参加するとついつい痛いのを我慢してアーサナに挑戦してしまいます。

 

これは、あまりよくないだろうから、しばらくお休みするという判断もあります。

 

それでも生きていく

今の私の膝の痛みは、たとえば慢性病を持っていたり、癌患者さんなどに比べたら全然大したことないです。

 

もっともっと苦痛に耐えている人たちのことを思うと、こんなことで弱音を吐いたり悲観するなんて、とんでもないことです。

この痛みは、時間はかかるかもしれませんが治るでしょうし、生活の不便もあまりありません。

 

今は、この膝の痛みとともに、それでも今のできる限りのことをして、楽しく暮らしていけばいいのだと思います。

今日は近場の天然日帰り温泉に行きました。膝の痛みに効果があるかと思って行ったのですが、いい気分転換になりました。車で10分の天然黒湯温泉です!!

こんなことでもなかったら、行こうと思わなかった場所です。

 

少し前に親知らずの歯が痛かった時、歯が痛くない時は幸せだったと思いました。

今は膝は痛いけど、歯は痛くないのだから、それは幸せなことだと思います。

 

幸せは、自分で見つけるものですね。

 

明日はアイアンガーの練習に行って、ひざの様子をもう少し確かめてみます。

私の身体という乗り物を、メンテナンスしてきます。

ということは、私はメカニック????

いいメカニックになるためには、勉強もしなくてはいけませんね。

ビフォアアフターを比べるために膝の写真を撮っておきました。


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 *記録の為に撮ったけど、見苦しいです。アフターの掲載はなしです。