70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

着物

P1010689_r 結婚以来和ダンスに入れていた着物を出してみた。着物を処分しようと今までも何度か思ってきたが、「よく考えてからのほうがいいよ。」「とっておけばいいじゃない」などの声で処分できなかった。

親が用意してくれたものだったり、購入するときは高かっただろうから、私自身躊躇していた。

でも、実際着てこなかったし、これからも着ることがないだろうものを置いておく理由もない。

実家の母も衣装持ちだ。洋服やバッグ、靴までも私におさがりが来る。この頃は、私が断捨離というものだから私にくれることで自分のものを少なくしている。

前回実家に帰った時に待ち構えていたのは、その前帰った時私がほどいた和服生地のアイロンかけだった。そして、ほどく決心のつかない和服を、またまた私にくれた。

もう着ることはないんだから、思い切って処分したら、と思いながら自分のことを振り返ってみた。

私のほうこそ、着ることもないのにそのままにしている。他人よりまず自分だった。

これからの自分の生活、どんな生活をしたいか、着物を着ることがあるだろうかを、考えに考えている。

フリースペース「すてーじ・刻」のイベント”ときどきの秋”で着物を着ることを提案した。スタッフ全員着物を持っているがきることがない、いつか着たいと思っていたから。この機会にも着ないようだったら、これからずっと着ないだろうと決心がつきそう。

「ときどきの秋」では、断捨離のミニ講座もして「心の整理塾」に来てくれた人たちと断捨離交換会もする予定。

縮緬細工をするひとなんかに、鮮やかな着物なんかはもらってもらえたらうれしい。箪笥の中で人知れずしまわれているより、良い形にしてあげたい。

それにしても、たくさんの着物。ほどいて洋服を作るって手段もあるのだけど、一枚ほどいて小物を作ったらたくさんできてしまった。夏の帯で作った暖簾は、重宝したけどもう1枚はいらないし・・・