70歳過ぎて自在に生きる ほいみんの日記

断捨離から、ヨガ・インド哲学・音訳へと関心が移っています。

断舎離

昨日「断捨離」のプラチナセミナーというのに参加。

断舎離から「俯瞰」という新しい段階に進もうという内容。断捨離を本を読みながらコツコツ進めている私だが、ここで質的にも進歩した断舎離が出来るのでは、という期待があった。
内容については少しずつ書いていくが、昨日参加して良かったと思う一番のこと。
それは「前提の違いを認めよう」という言葉。ひとりで本を読み、思いついたところからものを捨て始めると家族との間に「戦争状態」が生じてしまう。断捨離、と言う言葉が「ものを捨てる」とストレートに結びついてしまうからだ。私にもその観があった。ものを捨てる私と、自分のものを守ろうとする夫との戦いである。ただでさえ物持ちがよく、捨てることイコール損すると思ってします夫にとって、断捨離は憎むべき敵のようなものだろう。

俯瞰とは対象とするものを大きく3分類して、全体を視点を変えて見ること。つまり、自分とは違う視点があること、前提の違いを認識しなくてはいけないことが何度も出てきた。立ち位置を変えて、前提が人それぞれ違いことを認識する、つまり夫は私と考えが違う、違う感情を持つ大事な家族のひとりであることを私は忘れてしまっていたと反省した。

家族が協力的でないことを嘆く参加者に、山下さんは「何のための断捨離ですか?ご機嫌に生きるためでしょう?旦那さんはそれでご機嫌ですか?」と切り返していました。たしかに、もののない空間に冷たい空気が流れることを目指すのではなくて、物が下に落ちていても暖かく笑っている空間の方が良いに決まっているのに、それを忘れていた。意図すること、自覚して進めていくのだけど、着地点は何なのかを、いつも振り返って思い直さなくては。