「両足を広めに開いて、楽な姿勢で正座します。正座ができたら腰を入れ、肩の力を抜いて軽く目を閉じます。そして、ゆっくりと息を吸います。その時、頭のてっぺんから息を吸って、その息を鼻骨まで通すようなイメージで、背骨全体に気を通していきます。
息を吐くときは、その逆をたどります。今度は、鼻骨から頭のてっぺんに息を吐くように、気を戻していくのです。正座ができないときは、イスに腰掛けてやってもかまいません。
どこかに引っかかる感じがあれば、気を通すとき、意識してそこを何度か行ったり来たりさせます。その時、スッとつかえがとれることがあるかもしれません。」
整体法の運動がたくさん載っているけど、まずはこの呼吸法からやってみようかな。もう1冊「体をゆるめると元気になる!」という本も同時に読んでいる。確かにね!と思うことがいろいろ書いてある。こちらはゆるんだ体は病気やけがにも強いことと、ゆるんだ体にストレスがたまりにくいことなどが書いてある。心と体が密接に関係していることは、現在ではかなり知られて実証されてきたことなのに、じゃあ体を柔らかくすることで心もやわらかくなって病気になりにくくなるよっていうのは、非論理的でうさんくさい俗信扱いされてしまう。
読んでいるだけでなく実践しなくちゃが私の課題なのだけど、こんなふうに書き出すことで深めることができそう。