*トマトも実り始めました
坐骨
いつものクラスでも、坐骨を押すことは何度も言われます。
スペシャルケアでも、マンツーマンでアサナをするので毎回坐骨が感じられますかと聞かれます。
坐骨を左右同じように感じ、同じ力で押せるようになると体の左右のバランスが取れてくるのでしょう。
同じでないことに気付くことは、身体のバランスの悪さに気付くことです。
坐骨を垂直に押すことで、骨盤が立ち姿勢が良くなります。
座る姿勢を整えていくことで、立ち姿勢もよくなっていくでしょう。
姿勢が良くなると、ひざに無理な力がかからず、まっすぐの足で体重を支えることができるようになります。
パーダングシュタアサナ1
椅子を2つ向かい合わせに使ってのパーダングシュタアサナ1の簡単バージョンです。
浅く坐骨を意識して座り、片足を向かいの椅子の座面にまっすぐ伸ばします。
・足を伸ばす前に両方の坐骨を感じます
・伸ばした足のひざを伸ばし、腿を下に押します
・両坐骨が同じように押しているか観察します
・床に降ろしている足は90度で、かかとでしっかり床を押します
・坐骨から仙骨・腸骨を伸ばして胸を張ります
左右差があるのに気がつきました。。
左の坐骨が時々感じられなくなります。
そんな時、ていねいに坐骨を見つけるまで次の動作に進まないで探しつづけます。
普段のクラスではできない、自分のペースでていねいにアサナを味わいました。
坐骨を押すことで背が高く
坐骨を下に押す力で、背が高くなります。
立ちポーズでも、かかとの骨を押して背を伸ばします。
GWの合宿で、「この合宿で背を伸ばしたいです」と言われた方がいましたが、アイアンガーヨガでは関節の位置を正常に戻して、かかとや坐骨を下に押す力で上に伸びます。
だから背も高くなるんだということがわかります。
とにかく、ひざが伸びたら背は高くなりますよね。
スペシャルケアの後、アシスタントの方から「背が伸びました」と言ってもらえてうれしかったです。
背が高くなるということは、関節の間に余裕ができるということです。
軟骨がすり減ってしまうシニアにとって、ひざや腰の関節痛の予防改善になるのではないかと思います。
たくさん伸ばします
座るポーズの時坐骨を探しつづけるように、立つポーズの時はかかとの骨を探して背を高くしたいです。
今はひざ関節の故障ですが、股関節もかたいので緩めたいです。
背骨もつぶれないよう上に伸ばします。
老化に逆行しようとするのではなく、今与えられている身体をより良い状態にするためにです。
インド哲学では、肉体は魂の乗り物ですから!!
とにかく、伸ばすことはいいことです。
さあ、夜寝る前は開脚しましょう。